<後編>「炭の着火でやりがちな失敗例」教えます

 GWを前に、いよいよBBQシーズンも本番を迎えようとしています。

 しかし、「BBQ」と言われると、なかなか炭にうまく火がつけられなかった苦い記憶が呼び起こされる読者も多いのでは?

 そこで、今回はBBQ当日に仲間や家族の前で冷や汗をかかずに済むよう、炭の着火のコツを紹介したいと思います。ちょっと不安な方、予習用にどうぞ。自信のある方は復習用にどうぞ。

■炭には燃えやすい種類がある?

左の豆炭や真ん中のマングローブ炭は比較的着火しやすい

 まず覚えておきたいのは、炭にも種類があり、着火しやすいもの、着火しにくいものがあるという事実。

 ざっくり分けると、着火しにくいけれど燃焼時間の長いタイプ、燃焼時間は短いけれど着火がしやすいタイプがあります。それぞれに長所短所がありますが、着火に自信のない方は、まず着火しやすい炭を選ぶところから始めましょう。

ファイヤースターターはあると便利だが、そこそこ嵩張る
効果はご覧の通り

 続いて、手っ取り早い着火方法から紹介します。

 とにかく早くて確実なのは、ガスバーナーを使うやり方。小雨だろうが、多少炭が湿っていようが、これさえあれば力技で着火することができます。1つ持っておくと、非常に安心な道具です。

 チャコールスターターという、火おこし専用の道具+着火剤の組み合わせも確実です。