年末が近づき、みかんの季節も本番。店頭には、全国各地から集まった、たくさんの種類のみかんが並んでいます。あなたは、このなかから「甘そうなみかん」を見分けることはできますか。
ここでは、みかん農家の方に教えてもらった甘いみかんの見分け方を、皆さんにもお伝えしたいと思います。
■1:大きい実より、小さい実
まず、よく知られている話かもしれませんが、大きい実よりも小さい実の方が甘くなりやすいそうです。
その理由は、大きく育った実の方が水っぽくなりやすいから。みかんは温暖で水捌けの良い土地で、よく陽に当てて育てるのが良いとされています。トマトと同じく、水は与えすぎず、ギリギリで小さく育てた方が甘くなるそうです。
■2:切った茎の跡が細いもの
同じ理由で、ヘタの部分の茎の跡が細いものの方が甘いそうです。栄養分が実に送られる茎が細い方が、水分量が抑えられるからとのこと。
みかん狩りに出かけた際に、同じ樹になっている同じくらいの大きさの実から、茎の太さが異なる2つを選んで食べ比べてみましたが、驚くほど甘さに差がありました。