先日、みかんの名産地・愛媛の宇和島に行ってきました。12月になり、柑橘類の季節も本番。ってことで、家族でみかん狩りに出かけたのです。

 しかし、広大なみかん畑一面にたわわに実るみかんの中から「好きなものを自由に採っていいですよ」と放し飼いにされても、どれが美味しいみかんなのか、皆目検討がつきません!

 そこで農家の方に教えてもらった「甘いみかんの見分け方」が、普段のスーパーや八百屋での買い物にも使えそうなので、皆さんにも共有したいと思います。

■1:大きい実より、小さい実

よりどりみどり過ぎて……

 まず、よく知られている話かもしれませんが、大きい実よりも小さい実の方が甘くなりやすいそうです。

 その理由は、大きく育った実の方が味が水っぽくなりやすいから。みかんは温暖で水捌けの良い土地で、よく陽に当てて育てるのが良いとされています。トマトと同じく、水は与えすぎず、ギリギリで小さな実に育った方が甘くなりやすいとのことです。

 「横から見た形がまん丸よりも楕円形の実の方が甘い」という説も耳にしますが、これも同じ理由だと思われます。