■キャンプ帰りにも重要な役割を果たす

汚れがひどい時はビニールも併用するといい

 クーラーボックスの用途は食材を冷やすだけに限らない。食後にお皿やカトラリーを洗うのが面倒な場合(もしくは洗い場がない)は、ティッシュなどで汚れを拭ってからクーラーボックスに入れて持ち帰り、帰宅後にまとめて洗うのも手。

 また、帰り道に地元の直売所やスーパーに立ち寄ると、お土産を持ち帰るのにも重宝する。クーラーがないと持ち帰れない、要冷蔵や冷凍の地方の名産品は案外少なくない。

■ソフトクーラーは普段使いにもどうぞ

お買い物時はエコバッグ代わりにもぴったり

 適度な大きさのソフトクーラーなら、キャンプ以外に普段の買い物にも便利。エコバッグ代わりに持っていけば、アイスや冷凍食品、生鮮食品も安心して持ち運べる。小さな保冷剤を1つ入れていこう。

 普段から使い慣れて容量や使い勝手を把握できていれば、いざキャンプに出かけた時にもスムーズに使うことができる。他のギアにも言えることだが、日常生活にも積極的に取り入れるといい。

■汚れと水分をしっかり拭き取ってからしまう

水分が残るのは生地を傷める原因

 クーラーボックスは丈夫なので、それほど特別なケアをする必要はないが、使用後にしまう前に汚れと水分だけはさっと拭き取っておこう。特にソフトクーラーにとって、水分と汚れは生地が傷無原因となる大敵。インナーを引っ張り出して、丸洗いできる構造のモデルもあるので、きれいに洗ってよく水を切ってからしまおう。

 これだけ細かく覚えておけば、クーラーボックスの使い方はマスターしたも同然。あとは、実践の中で、あなたのスタイルとギアに合った使い方を見つけていただきたい。

 

<取材協力>

エイアンドエフ
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