■下山したら「ハイカー女子の一杯」
無事に下山したら、お待ちかねの時間。今回の「ハイカー女子の一杯」は、暁ブルワリーのDRAGONEYEというオーガニックビール!
SKYは岩手山の青空をイメージしたピルスナーで、今日にふさわしい一杯だった。山を歩いたあとのビールは、どうしてこんなにおいしいのだろう。しかも今回は東北遠征。その土地でつくられたものを、その土地で味わうところまで含めて山旅だと思っている。
そして下山飯を求めて盛岡へ。向かったのは、ジビエ料理を楽しめる「山ん」。山で一日遊んだあとにいただくジビエ料理は、いつもの下山飯とはまた違った特別感がある。さらに盛岡に来たからには外せない、盛岡冷麺も。登って、飲んで、食べる。「今日、最高じゃない?」 女2人、すっかり満足。
普通ならここで旅は終わりそうなものだが、今回の旅はまだ終わらない。
■「紅葉が綺麗なのはどちら?」
翌朝、私たちが向かったのは栗駒山。実は、翌日の山はまだ決めきっていなかった。岩手山を登りながら、「今、紅葉が綺麗なのは三ツ石山と栗駒山どちらですか?」と情報収集した。せっかくなら、その日に一番いい景色を見たいと思ったのだ。
秋の栗駒山を象徴する絶景「神の絨毯」は憧れだ。山肌一面を赤や黄色に染める紅葉。前日の岩手山では爆風に翻弄されたけれど、翌日はまるでその分まで取り返すような秋景色が待っていた。同じ東北の山でも、見せてくれる表情はまったく違う。おとぎ話の世界に入ったような感覚だった。
「次はどこの山にする?」
天気と紅葉を追いかけて、その時一番いい場所へ行く。こんな“フッ軽”な女2人旅も、やっぱり最高だ。