台風と長雨もようやく収まって、秋晴れの日が続くようになってきました。紅葉を楽しみながらの登山シーズンが始まっています。
長野、新潟県境に位置する百名山「雨飾山(あまかざりやま)」は、頂上付近から中腹にかけて徐々に色づいてきており、10月中旬から下旬にかけて、いっそう鮮やかになりそうです。
■「女神の横顔」 人気の百名山、雨飾山
長野県小谷村と新潟県糸魚川(いといがわ)市の境に位置し、日本百名山の一つにも挙げられているのが雨飾山です。標高は1,963mの双耳峰。四季を通じて魅力的な山ですが、とくに紅葉の時期の美しさは格別です。気温的にも登りやすいこともあり、多くの登山者で賑わいます。
昨今は山頂直下に広がる笹原を上から見下ろした際に見える登山道が、麗しい女性の横顔に見えることから「女神の横顔」としても人気となっています。
この山には筆者が所属する小谷村山案内人組合が登山道整備をしているルートもあります。案内や整備でこの夏何度も訪れている場所ではありますが、秋になってからは登っていませんでした。責任を持って紹介できるよう、紅葉の具合と今一度登山道の様子を確認してきました(山行日:2026年10月4日)。
■4つある雨飾山の登山道
雨飾山山頂への登山ルートは4つ。一番人気は、長野県側の小谷温泉の先「雨飾高原キャンプ場」横の“雨飾高原登山口”。そして、新潟県側の雨飾温泉「雨飾山荘」“雨飾山登山口“も利用者が多い登山道です。
さらに大網集落から10kmほど上がった先に “大網登山口”があります。交通の便が悪く、渡渉や急登、痩せた稜線歩きなどバリエーションに富んだルートで利用者が少ないですが、十分に登山経験を積んだパーティーであれば楽しめる穴場的な存在です。
他にあまり一般的ではないですが、妙高方面、金山から分岐して笹平で“雨飾高原登山口”ルートに合流する縦走路もあります。
今回は登りで“大網登山口”を使い、下山は雨飾高原登山口”を歩きました。