■阿倍王子神社へ!
さて、安倍晴明神社から50メートルほど歩いたところには「阿倍王子神社」がある。あまりにも近いので素通りするにはもったいないので、寄ってみました。
「阿倍王子神社」は、仁徳天皇により創建されたと伝わっている。熊野三山(熊野本宮、新宮、那智山)の末社で、西国三十三所観音霊場第16番札所。熊野の神々の使い、八咫烏(やたがらす)がシンボルマークだ。八咫烏は、神武天皇を熊野国から大和国に道案内をしたとされる、なんとも神々しいナビゲーター。
安達吟光が描いた素晴らしく美しい『神武天皇東征之図』の画像をどうぞ。八咫烏に導かれる神武天皇が描かれている。
その八咫烏にちなんだおみくじが「やたがらすおみくじ」(500円)。咥えているのは、神が宿っているとされるナギの葉と思われる。カラスというよりひよこ感が強いが、なんとファンタジーかつキュートな!
家に持ち帰り2つを開封すると、どちらも中吉であった。
しかも「対人関係に問題有り」「人との交流がうまくいかず」と、同じようなことを指摘いるではないか。なにやだ怖い!!
焦らず、時間をかけて歩み寄れば大丈夫なのだそうだ。
おみくじを引くたび毎回諭される気がする。コツコツに勝るものなし、と……。
今回もこの一文が。
「必ず努力すればわかってもらえる」。
そうだったらいいなあ。神様、信じていいんですね!!