京都御所の近くに、中年・シニアが飛びつきたくなるような神社がある。

 足と腰の悩みにご利益があるとされる「譲王神社」だ!

門に飾られた大きな御守。ご利益ありそう!

 最近ヒザが痛くてよぅとか、腰がぎっくりでよぅとか、悩んでらっしゃる方は多いのではないだろうか。

 かくいう私も、腰痛とはン十年の付き合いである。50を過ぎたあたりから、「これが生きる痛みなのね」とロマンチックにすら感じるようになってきたが、2025年の正月、ふと思い立ったのだ。

 こんなことじゃいかん。慣れるより、手放せ――。

 ということで、さっそく神頼みを実行すべく、1月某日、私は京都へと向かった。「今さら1月の話題? ないわー」とページを閉じようとしているあなた、ちょっと待って! とりあえず、最後まで読んで!

 

 地下鉄烏丸線「丸太町」の2番出口からぽちぽち歩いていると、徒歩7分ぐらいで、京都御所の西側、烏丸通り沿いに見えてくる。

「迎春」という文字の奥に広がる夕空の神々しいことよ……! 確かな創建年は伝えられていないが、平安京の建都に貢献された和気清麻呂公が祀られている。もとは洛西の高雄山神護寺の境内に、清麻呂公の霊社として祀られていたが、明治19年(1866)、明治天皇の勅命により現在地に遷座された
拝殿。新たな年を迎えるのにふさわしい金屛風と松の生花が飾られていた