焚き火の主役となるのは、太めの薪。このサイズがしっかり燃え始めたら、焚き火は完成と言える。
仲間と薪割りやバトニングをしていると、つい楽しくてどんどん細かく割ってしまいがちだが、太い薪はしっかりキープしておきたい。燃焼時間は、細めの薪ではなく、この太さの薪で調整するといい。
ちなみに、この太さは燃え始めてから、完全に消えるまで2時間近くかかる。撤収時間から逆算して、どれだけ焚べるか考えてみよう。
最後に極太サイズについて。薪の太さは、焚き火台の大きさに合わせるのが基本。この太さを使える焚き火は限られる。
太い方が当然火持はいいが、台のバランスが崩れたり、空気の通りが悪くなったりする。燃やし残さないようにするには工夫とスキルが必要なので、ここが腕の見せどころだ。