男なら、できれば何事も初心者であることは隠しておきたいもの。焚き火も例外ではないが、ちょっとした仕草だけで焚き火初心者だとすぐにバレてしまう。

 ただ反対に、ちょっとしたことができると「上級者のように見える」仕草も多々ある。いくつか紹介してみるので、できそうなものから真似してみてほしい。

■あえてラフな恰好でキャンプへ

夏場は白T推し

 アウトドアブランドのウエアでガチガチに着飾るのも悪くはないが、“普段からしてますよ感”を出すなら、気合を入れすぎていない普段着がオススメ。私はとくにタブーと思われがちな白Tを、あえて着ていく。白地は汚れやすいが、そんなことは気にしない素振りをみせることで上級者感を演出できるのだ。

 焚き火が上手くなるにつれ、白いウェアだろうが汚れなくなる。この汚れ具合はスキルバロメーターにもなっている。

■フラッと消えて、焚きつけ拾い

使えるものは使うスタイル

 火起こしには、落ちている小枝を拾って焚きつけに使う。持ってきた薪と着火剤でも十分火はつけられるが、このひと手間を惜しまないだけで“いつもやってる感”が出る。

 拾った枝をポキポキ折りながら、「この乾いた音。このあたりの枝は、今日は乾燥しているなあ」なんて付け加えれば、さらに通ぶれる。

 ただキャンプ場によっては、枝ひとつ落ちていないところがあるので、注意を。ちなみに、敷地内外の林や森に勝手に入ってはいけない。場内のルールに従おう。