■4種類ほどの太さを用意しよう

 量だけでなく、いくつか異なる太さを揃えておくこともお忘れなく。大まかに4種類の太さの薪を用意してからスタートするとスムーズだ。

細い薪
ひと掴みくらい用意しておきたい

 まずは、指くらいの太さの薪から。焚き火の準備は、太い薪を割ってこの太さを作ることからスタートする。

 これは焚きつけ用に使う太さで、うち何本かは削ってフェザースティックにして着火に使っている。また、着火だけでなく、炎の勢いを復活させるときにも使うので、少し多めに用意しておくと安心だ。大体、ひと掴み分くらいあるとこと足りる。

中くらいの薪

 

この太さがないと焚き火のリレーは成り立たない

 続いて、中くらいの太さ。火おこしはリレーのように火を渡していくもの。これは、細い焚きつけ(第一走者)から、太い薪(アンカー)へと火を渡すためのバトンのような存在である。このサイズを用意せずに苦労するビギナーは多い。

 コンパクトサイズの焚き火台や短時間だけ楽しむならば、このサイズを燃やし続けるのもあり。