■燃さしを砕いてスピードアップ

 焚き火がある場合は、燃えさしを砕いておくと灰になるスピードがアップする。急ぐ場合は、この時点で重曹や消火スプレーを使って消火すると時間短縮になる。

 食器もさっと洗っておこう。食後、すぐにウェットティッシュで汚れを拭き取っておくと、食器洗いはかなりラクになる。油汚れがヒドいときは持ち帰って洗う方がいい。

焚火台もしまう前にさっと汚れを拭ってやる

■焚火台を毎回洗う必要はないが…

 チェックアウト1時間前を目安に、焚き火がしっかり燃え尽きて片付けられる状態になっているのが理想。灰捨て場には鎮火してから捨てるのがマナーだ。当然のことだが、意外に守れないキャンパーがいる。

 焚火台を洗う必要はないが、できるだけきれいにしてからしまうと寿命が延びる。食材のカスや油を付着させたままだと、そこから錆びやすい。さっとウエスやウェットティッシュで拭ってやろう。

積み込みは全部揃ってから

■積み込みはまとめて行う

 車への積み込みは、まとめて最後に行うと良い。積み込みはまるでパズルのよう。片したものから順に積み込もうとすると失敗する。見える範囲にピースを全て用意してから積み始めた方がスムーズだ。

 最後にぺグの抜き忘れやゴミが落ちていないか、サイトをぐるっと見て回り確認する。「来たときよりも美しく、残すものは感謝のみ」を心に刻んでおくこと。

何から始めるか。片付けは段取りが8割!