■ジッパー付きの袋を有効活用

焚き付けなどを常備しておくのに便利

 キャンプ用品ではなく、日用品をキャンプ道具として活用し、普段からキャンプに対しての“アンテナを立てている感”を出すのも手。

 なかでもジッパー付きの袋は密封性と耐性があるので、持っているとなにかと重宝する。小さい道具や焚き付けは、袋にまとめておくことでツールボックス内で迷子になる心配も減るし、湿度でカビたり、湿気たりするのも防いでくれる。

■いちいち煙から逃げない

煙に襲われたからって、こんなポーズをしてるようじゃ焚き火ビギナーの証

 風向き次第で、煙が自分のほうに流れてきても一喜一憂しない。山の如くジッとして“漢感”を出すことが大切だ。

 いちいち動揺したり慌てたりしなければ、煙はそのうち去っていく。瞬きをすると余計に目に染みるので、俯いてじっと耐えよう。

■炎は友達になるにはグローブが大切

無理は禁物。グローブを使うのが無難

 薪をくべたり、火を扱う時に「熱っち!」と声に出したり、すぐに手を引っ込めたりすると火に慣れてないことがバレる。“炎と友達感”を出したいなら、あらかじめレザーグローブをはめておくこと。

 思わぬ怪我を防ぐためにも、焚き火作業において手袋はマストアイテム。素手よりも、むしろ使い込んだグローブをしている方がそれっぽい。よほど“炎と親友”になるまで、素手は避けておくのが無難である。

 と、ここまで紹介したのは、あくまでも表面上で“上級者感を演出する”ための仕草。日々の練習や過去の失敗の積み重ねこそが、上達に続く唯一の道なので、メッキが剝がれないうちにスキルアップして自分のものにしよう。