■興奮冷めやらぬままの帰港

横浜の街並みが目の前に現れてきた

 最後にミサゴが再び現れたことで、興奮冷めやらぬままの帰港となった。今回、海の猛禽類ミサゴを間近に見られたことで、SUITAKUのポテンシャルの高さに改めて気づかされた。SUITAKUを、ホエールウォッチングボートのように水上バードウォッチングボートとして大いに活用することができるのだ。

SUITAKUを力強くアピールする船体

 筆者は、野鳥観察のためにSUITAKUをチャーターしたが、花より団子ならぬ、野鳥よりワインという仲間を誘って、ワイワイ船上パーティー&バードウォッチングと洒落込むのも楽しそうだ。海上は風通しも良く、不特定多数な人々との接触もない。SUITAKUは、Withコロナの時代に合った究極のアウトドアスペースなのかもしれない。

赤レンガ倉庫をバックにたたずむユリカモメと別れを惜しむ