■本当の財宝伝説があるトカラ列島「宝島」で宝探し

宝島唯一のキャンプ場の大籠海水浴場

<大籠海水浴場>(鹿児島県)

 日本に『宝島』があるって、ご存知の方はどれくらいいますでしょうか? それも本当に財宝伝説があるなんて、そんな漫画のような島が日本のトカラ列島にあるんです。こちらも映画のドラえもんを観た息子が「宝島に行きたい!」と言って実現したキャンプ旅でした。

 宝島へは、奄美大島の名瀬港からフェリーで行くと便利ですが、行く前には必ず宝島役場に連絡をしてからにしましょう。そもそも上陸許可が下りないと、乗船することもできません。注意が必要です。

 上陸したのは、早朝の5時でした。しかし、港の職員の方に息子が「ここは宝島?」と聞くと、「そうだよ、ここは宝島だよ」と笑顔で答えてくれたのが印象的でした。キャンプ場の大籠海水浴場は港から徒歩で20分ほどの場所にあります。夏には目の前がトカラブルーの海水浴場になるので、海水浴やシュノーケリングも楽しめます。

島にある洞窟で息子と宝探しごっこ

 キャンプ場にテントを張ったら、息子と宝探しに出かけます。17世紀末に本当に実在したイギリスの海賊キャプテンキッドが、この島のどこかに財宝を埋めたという伝説が今も残っています。

 昔、某24時間番組でも真剣に発掘調査をしたり、世界中からトレジャーハンターが訪れたというのですから、もしかすると本当にお宝が眠っているかもしれません。私は家からおもちゃの金貨を持って行き、洞窟に隠して息子に見つけてもらいました。案の定、金貨を見つけた息子は満面の笑み。

 キャンプならこんな旅も計画できるので、ぜひコロナ禍が落ち着く頃を見計らって計画してみてはいかがでしょうか。

訪れた日は10月31日でハロウィン。宝島で海賊のポイントコスプレをしての記念写真
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