どうもこんにちは。誰が呼んだか「絶景キャンプフォトグラファー」こと猪俣慎吾です。

 つい最近まで暑かったと思いきや、
あっという間に北国は雪に覆われていますね。今回はちょっと過酷かもしれませんが、
「北海道で冬でもキャンプができる素晴らしいキャンプ場」を3か所ご紹介いたします。

 それでは行きますよ~


■松山千春さんの故郷で雲海を観ながらのキャンプ

キャンプサイトは管理棟から近く、一つ一つのサイトは広々

 1つ目におすすめしたいのが、日本の中で最大面積を誇る町・足寄町にある「KOYA.lab陵雲荘/コヤラボキャンプサイト」です。

 足寄町は大部分が森林地帯なので林業が盛ん。ストーブに使うペレットの生産量も多く、ペレットストーブを家に入れるために、自治体から補助金が出るほど。さらに、ここは歌手の松山千春さんの出身地でもある。足寄町の道の駅では、彼の代表曲である『大空と大地の中で』がいつでも聴けるモニュメントもある。

キャンプ場の管理棟は町を見下ろす場所に位置している

 今回ご紹介するKOYA.lab陵雲荘/コヤラボキャンプサイトは、町で唯一の通年キャンプ場です。キャンプ場は町を見下ろす高台に位置しています。麓には古代の化石などが展示されている『足寄動物化石博物館』や、町民の憩いの場所でもある『銀河の湯あしょろ』もあり、どちらもキャンプ場から車で5分程度と好立地です。

 キャンプ場には、管理棟内に室内の宿泊施設もあります。真冬の北海道でのキャンプ泊に自信がなければ、そちらに宿泊することも可能です。実際、自分の妻もそちらに宿泊して、自分と息子はテント泊しました。管理棟には、高台からの絶景を観ながら入れる予約制のサウナもあるので、サウナーの方にもオススメのスポットとなっています。

足寄の町を車で走っているとキタギツネに出会えることも

 また、天気にもよりますが、このキャンプ場は雲海が見えることでも有名な場所です。雲海というのは、秋に多く見られるものなのですが、こちらのキャンプ場では季節に関係なく見られるそうです。ただ、当然毎日見られるわけではありません。もし見られなかった時は、次回の楽しみと割り切るのもご愛嬌です。たとえ雲海が見られなくても、夜景も素敵な場所なので、施設にあるサウナにゆっくり入りながら夜景鑑賞するのもいいでしょう。