ホットサンドメーカーに代わり、キャンプ調理道具の新定番となり得る存在として注目を集める「キューバサンドメーカー」。挟んで焼くだけで、誰でも映えるキャンプ飯が作れる魔法のような調理道具だ。

 今回は、その構造と特徴を最大限に生かす調理のポイントをいくつか押さえてみよう。

キャンプ向き調理道具の新定番!  ハイマウント「キューバサンドメーカー(¥3,850)」

■<入門編>すぐに食べたいなら、お手軽食材を選ぶべし

焼きめがつくだけで、一気に美味しそうな見た目になる

 テント設営に火おこしにと、キャンプは意外とせわしない。食事は時間をかけずにサラッと済ませたい。でも美味しいものは諦めたくない。そんな欲張りなキャンパーにこそ、挟んで焼くだけで美味しい料理が作れるキューバサンドメーカーはおすすめ。

好みの調味料を塗るなど、ほんのひと手間は惜しまないよう

 その「手軽さ」を生かすためには、食材選びが大切。ポイントは「火を通さなくても食べられる」ものを選ぶこと。例えば、中華まんをそのまま焼いたり、揚げ物などの惣菜をホットサンドの具にするなら、焼きめがついて温まればすぐに食べられる。

 波々の焼きめがついただけで、元の食材が数倍美味しく感じられることこそ、キューバサンドメーカーならではのお手軽マジックだ。

焼きめはカリッと、それ以外はフワっと仕上がるのが特徴

調理のワンポイント
・中華まんや惣菜など、そのままでも食べられる食材を選ぶ
・千切りキャベツなど、コンビニの野菜コーナーにも注目
・火力は弱〜中火で
・鉄板全面に満遍なく火が当たるよう、たまに動かす