手頃な価格でアウトドア用品が揃う国内の老舗メーカー・キャプテンスタッグ。その中でも「ヘキサステンレスファイアグリル」はステンレスの堅牢性に加えて、1台で3役こなせるコスパの高さで、根強い人気がある商品だ。

 筆者はワンタッチのギアが大好きで、キャンパーにあるまじきズボラさだと自認しているが、本商品を愛用して5年目になる。本記事では筆者がヘキサステンレスファイアグリルをどのように使ってきたのか、また、どんな人に向いている商品なのかを紹介する。自分に合ったグリルや焚き火台を探している方はぜひ参考にしてほしい。

■ヘキサステンレスファイアグリルって、どんな商品?

ヘキサステンレスファイアグリルの組み立ては簡単。初めてでも感覚で組み立てることができる。網も標準装備

 ヘキサステンレスファイアグリルは、バーベキュー、焚き火、ダッチオーブンが楽しめる多機能なグリルだ。大きさは幅が47.5cm、高さが30cmと、キャンプシーンの中心となる存在感のあるギアである。5年使った今もヘタりはなく、最初に使った頃と同じように使用できている。

 特徴的な六角形の形から組み立てが難しそうに思えるが、実際は非常に簡単で、パタパタと折り畳まれた本体を広げてスタンドに差し込み、底板と目皿、網を順にセットすれば完成する。組み立てが簡単ということは、つまり片付けも楽ということだ。部品は5つのみで、付属の袋に収納するとスリムに収まるため、他のギアを圧迫しない。

付属の袋にすべての部品を収納してもスリムに収まる

■ズボラキャンパーに嬉しい3つのポイント

六角形ならではの火加減の違いを生かして焼き鳥と焼き野菜とアヒージョを一気に

 前述したように筆者はズボラキャンパーなのだが、このグリルを使用して気付いたズボラに嬉しいポイントがあるので紹介したい。

●グリル性能が高い

 六角形の網は面積が広く、色々な料理を同時に調理できる。適当に炭を配置しても自然と六角形の角が遠火になり、置く場所で火加減を調節できるので食材も焼き方も選ばず、マルチな調理が可能だ。

 炭を置くスペースも広いため炭がたくさん入り、こまめに補充しなくていいこともズボラには嬉しいポイントだ。筆者は主にデュオキャンプで使用しているが、最初に炭を放り込んだあとは一度も補充せずに調理を終えることがほとんど。

 また、本体に直接ダッチオーブンを入れて炭で囲めば、煮込み料理なども簡単にできる。すでにダッチオーブンを持っている方や、なるべく手軽に様々なキャンプ料理にチャレンジしてみたい方にはぜひともおすすめしたい組み合わせである。

●焚き火もお手のもの

 筆者はもともとヘキサステンレスファイアグリルを調理用として、焚き火台は別に用意していた。しかし、今ではその扱いやすさから、本商品を焚き火台としても使っている。

 別で焚き火台を用意するまでもなく、食事が終わったら網を外し、薪をくべればすぐに焚き火台に早変わりするからだ。大きな間口は大ぶりな薪でもそのまま投入することができ、六角形の各角から中心に向けて薪をくべればキャンプファイヤーのようなダイナミックな炎を楽しめる。

●替え網などが安価で手に入る

 スペア部品についても高いコスパは例外ではない。通常、ギアの部品買いは割高のイメージだが、キャプテンスタッグでは比較的安価に手に入る。網が焦げ付きやすくなったり、部品をなくしてしまってもリカバリーが容易であることは、ズボラな筆者には非常にありがたいポイントだった。