どうも、こんにちは。誰が呼んだか「絶景キャンプフォトグラファー」こと猪俣慎吾です。
今回のテーマは『初夏が気持ちいい! グリーンシーズンに最適なキャンプ場』です。自分もよく聞かれますが、キャンプに最適な季節っていつだと思いますか? 断言してしまいますが、間違いなく『初夏』だと思っております。「夏じゃなくて初夏?」と思うかもしれませんが、これにはちゃんと理由があります。
5月から梅雨入り前の6月のわずか1ヶ月間(初夏)は、山々が鮮やかな新緑のグリーン一色に染まります。この美しい景色にはとても癒されますし、真夏に比べると虫が少ないのも快適! 暑すぎず、寒すぎない爽やかな初夏こそ、キャンプを初体験するのにおすすめな時期なんです。
■戸隠連峰に囲まれた大自然のキャンプ場
<戸隠イースタンキャンプ場 >(長野県信濃町)
長野県の北部に位置する「戸隠」は、周囲をぐるりと山々に囲まれた人里離れた場所。澄んだ空気と鳥の鳴き声が場内を埋め尽くしています。キャンプを通じて、この大自然を感じて欲しい。
じつは、自分が初めてキャンプをしたのは、このキャンプ場でした。都会生まれの自分は、大自然の力を感じられるこの環境でキャンプをしたことに感動し、以後、すっかりキャンプにハマってしまいました。今思い返すと、生まれて初めてキャンプした場所としては、贅沢過ぎました。
特徴的なのは、草地で直火ができるという全国的にも珍しいキャンプ場であること。直火でついたであろう焚き火痕はキャンプ場内にあるにはあるのですが、探さないとわからない程度。戸隠の大自然の土の再生力で、ほとんどの焚き火跡がたった1年で元通りの草地になるそうです。ただし、これは戸隠だからできることで、他の地域では土壌の微生物量の関係で一度直火で地面を焼いてしまうと、なかなか元には戻らないので注意しましょう。
とはいえ、自分も戸隠イースタンキャンプ場に訪れた時は、直火痕で直火をしたり、焚火台を使ったりなどの配慮はしております。
キャンプ場の近くには観光名所が点在しています。鏡池や戸隠奥社に戸隠牧場など、キャンプ場にいながらにして観光も楽しめてしまうという好立地です。
そのなかでも戸隠奥社へ行く途中にある杉並木は、そのスケールに圧倒されてしまうこと間違いなし。奥社までは徒歩30分ほどかかりますが、参拝して御守りを購入してみてください。自分が連れて行った人は、みんな願い事が叶ったスーパーパワースポットなんです。信じるか信じないかはあなた次第。そのパワーを信じるくらい戸隠の大自然は圧倒的なんです。
そうそう、最後に戸隠に来たんですから、帰りには戸隠蕎麦をご賞味あれ。蕎麦の香りも味わえる、日本一の蕎麦が食べれますよ。