■【谷川岳】秋色に染まる稜線と雄大な山並み
群馬県と新潟県の県境に位置する谷川岳(標高1,977m)は日本百名山の一つ。「トマの耳」と「オキの耳」という2つのピークを持つ双耳峰としても知られています。谷川岳から眺めた 俎嵓(マナイタグラ)方面の秋景色のかっこよさが私のお気に入りです。
なだらかに見える稜線と切れ落ちるような山肌、薄緑の笹原の中に赤やオレンジの紅葉が広がり、山全体が美しいグラデーションに包まれます。どこまでも歩いて行きたくなるような稜線の美しさ、山肌を流れる雲、山頂から見渡す山々がなんとも美しい。ついつい足を止めて眺めてしまい、時間を忘れてしまいます。
同じ秋でも、山によって色づき方も、その表情もまったく違う。こうして毎年少しずつ足を運んで出会った景色ですが、みなさんはどの紅葉を見てみたいですか?
そして、ふと思うんです。この美しい紅葉の世界は、ずっと昔から繰り返されていて、昔の人たちも同じように秋の訪れを楽しんでいたんだろうなぁと。そう思うと、なんだかすごいですよね。これから先も、ずっと残していきたい景色です。来年の秋は、どんな景色に出会えるんだろう。そんなことを考えるだけで、今から楽しみです。
秋山は日没が早く、標高の高い山では10月に雪や凍結に遭遇することもあります。登山の際には最新の気象情報や登山道の状況を確認し、季節に応じた装備と余裕のある計画を心がけましょう。