暑かったと思えば急に寒い日があったりしていますね。季節が進むとともに山の緑もだんだんと色濃くなってきています。
新緑とツツジのコントラストが見頃となった群馬県の赤城山の人気登山ルートを歩いてきました。このところ少し冷えたりして、例年と同じくらいのタイミングで花々が咲いているようでした。
■上州を代表する名峰、日本百名山の赤城山「ツツジを愛でる山歩き」
なだらかに裾野を広げた山容が美しい、群馬県を代表する名峰「赤城山」。日本百名山にも挙げられており、カルデラ湖「大沼」を取り囲む峰々の総称です。標高1,828mの黒檜山(くろびさん/くろびやま)が最高峰。今回は人気の高い黒檜山から駒ヶ岳を周回縦走するルートを選びました。
この時期は名物でもあるツツジの花々が登山道を彩っています。種類も豊富で標高差もあるので、見頃が長く続くのでしばらく花見登山を楽しめます。このところの冷え込みもあり、例年と同じくらいのタイミングで花々が咲いているようでした。
■黒檜山へ「新緑とツツジのコントラストが見事! 人気ルートだけど、険しい登山道」
黒檜山登山口歩き始めると岩がゴロゴロ転がる急な登りがいきなり始まり、そのまましばらく続いていきます。
咲き出したばかりの色鮮やかなヤマツツジ、淡い赤紫がどこか儚げなトウゴクミツバツツジ、幽玄なシロヤシオ(ゴヨウツツジ)。新緑美しい森にはツツジの花々がそこかしこに咲いており目を楽しませてくれ、それを励みにゆっくりと登っていきます。樹間から大沼を望めるポイントでひと休みしました。
中腹で傾斜がおだやかになったのも束の間、また急な山道となります。それでも、ときおり吹き抜ける皐月の風が爽やかで心地よく、快適に標高を上げていくことができました。山頂付近の木々ははまだ芽吹いたばかりです。淡い萌黄色に季節を逆戻りしたかのような気分が味わえました。
山頂には何人か登山者たちがいました。そこに現れた黒い影。ハシブトガラスです。かなり距離感が近いです。かなり大きく、太い嘴が立派で印象的です。
エサが目当てでしょうか。多くの人が行動食を頬張っていましたが、野生動物にエサを与えないマナーが浸透しているので誰も何もあげようとはしません。カラスは黒光りする美しい姿を見せつけるように山頂部を闊歩していました。なにか強い圧を感じます……。