■登山届を出さないと遭難する?
上記のグラフから、「遭難する人は登山届未提出の人が多い」と言える。反対に言えば「登山届を提出しないと遭難する」とも捉えられる。自分ごととして考えた場合、登山届を提出するにはメンバーやルートから具体的な下山時間を決める必要があり、自ずとその登山をいったん具体的にイメージすることに繋がる。そのイメージがあることにより避けられる遭難があり、登山の危険を察知することが大事なのではないだろうか。
登山届の提出は年々簡素化している。山梨県警では、登山届アプリ「コンパス」や、地図アプリ「YAMAP」「ヤマレコ」からの登山届にも対応している。登山届が提出されていれば、救助の初動が早くなり助かる可能性も上がる。何かあった時の自分たちのために、登山届の提出を習慣にしてほしい。どうぞいい登山を!
YAMAP/ヤマップ:https://yamap.com