■素早く動くエナガたちに翻弄される!
しばらく池の周りを歩いてみましたが、エナガの「ジュリリ、ジュリリ」という特徴的な声は聞こえるものの、なかなか姿を見ることができません。そのため、私たちは、二手に分かれて探すことにしました。しばらくすると、私のスマホがブルブルと震えます。エナガの群れを見つけたというのです。私はすぐに急行! すると、「豆大福さん」が、エナガを含む小さな混群に囲まれていました。
慌ててカメラを構えますが、エナガの動きは俊敏でファインダーに入れるのがやっと。撮れたかと思うと、かわいらしいお尻ショットやピンボケ写真の量産です。「チバエナガはどこ?」とレンズを左右に振って探すのですが、どれもキリリ眉の普通のエナガばかり。
千葉に来れば簡単にチバエナガに会えるだろうという甘い考えはすぐに打ち砕かれてしまいました。
■ついに念願のチバエナガとご対面
群れが去った後には、たくさんのゴミ写真ばかりが手元に残りました……。しかし、ここですごすごと帰るわけにはいきません。再び目と耳のアンテナを最大感度にして探し始めます。
すると、今度は大きな群れがやってきました。今度こそ! という強い思いでシャッターを押します。するとファインダーの中で白っぽい顔のエナガが見えました。ついに念願のチバエナガに会うことができたのです。しかし、シマエナガの写真集のようなアイドル顔を撮るのは至難の業です。
案内してくださった「豆大福さん」は、正面からカメラ目線で見つめるキュートなショットを収めていました。さすが地元バーダー、腕の違いは明らかです。
また、これまでに撮った写真の中から、最も白い顔のチバエナガの写真も見せていただきました。これは、もうシマエナガといっても誰も気づかないレベルの白さです。いや、千葉県人からすると、むしろ“シマエナガの方が、チバエナガのそっくりさんだね”という認識かもしれません。
1月20日は「シマエナガの日」。冬になると丸く膨らみ一番かわいくなる頃として、寒さが最も厳しい大寒の日を登録したとのこと。もちろん、チバエナガも同じように真ん丸になることでしょう。そんなキュートなチバエナガが、いつかあの「ふなっしー」を超える千葉の新キャラとしてその地位を確立する日がやって来るかもしれません。