■この上なく快適な足入れ、極上のフィット感に感激!
スウェードレザーに目を奪われますが、よく観察すると各所に細やかな細工が施されているのがわかります。
足首部分のアッパーは後部が少し低い。これは足を大きく踏み出したときに、アキレス腱付近への圧迫感を軽減するための設計で、フラットフッティングに大いに貢献してくれ、自然な動きは疲労の軽減にもつながっていきます。
実は履いてみて最初に感激したのはこの部分でした。足入れがスムーズなうえに、極上のフィット感! 必要なサポート力がありつつも、足首の可動にストレスがなく快適そのものでした。靴の内側はストレッチ性のソックライナー構造となっており、それが極上のフィット感に貢献しているようです。
フィット感のいいハイカットは足首の捻挫からも守ってくれると同時に、小石などの異物が入ってくるのも防げてくれます。実はGK_ALTにはミドルカットのモデル「GK_ALT MID」もあります。ハイキングや起伏のなだらかなルートであれば、より軽快なこちらを選ぶのもいいでしょう。
■色もいろいろ、本格的な夏山シーズンが楽しみ!
昨年秋にGK_ALT HIを手に入れたときには、高い峰々はすでに雪に覆われていました。そのため、もっぱら低山歩きに使用していました。この春からは雪上や雪渓を通らずに行けるようなルートでの山歩きでは、ほぼ全てGK_ALT HIを履いています。
平坦な林道歩きから急な登山道、階段やハシゴ、ザレ場やガレ場、木の根やぬかるみがスムーズな歩行を妨げるような箇所……。日本の夏山は本当に変化に富んでいます。一日の行程のなかでも多様なシチュエーションが登場します。
ハイキング、アプローチから高山帯のトレッキングまで。アイゼン(クランポン)を装着しないのであれば、万能選手として活躍してくれるでしょう。この夏の山仕事の予定もかなり入ってきており、そのほとんどをこの靴で賄う予定です。カラーバリエーションは3パターンで、筆者の靴はグレーです。先日、知り合いのガイドがグラファイトカラーのモデルを履いているのを見かけました。それもカッコよかった! もう一足欲しくなってしまいました……。