安全な山行に欠かせない登山靴。そこで重視すべきは、機能性と「自分の足に合っているか」という点だろう。欧米向けの靴も多く流通するなか、自分の足にフィットする1足を見つけるのはなかなか容易ではない。そんななか、日本人の足に合う靴作りにこだわっているのが「シリオ」だ。日本国内で日本人の足型を研究し、企画・開発したものを、靴作りの本場イタリアで設計を行うことで抜群のフィット感を実現。
そのシリオから、低山ハイクからトラベル、日々のウォーキングまで幅広く使える新しいローカットシューズが登場した。「山でも日常でも、1つの靴でマルチに使えたら便利……」、そんな理想をまさに叶えてくれる万能な新製品が「P.F.13-2 Black」。シリオのこだわりが詰まった最新モデルの魅力を、ここから紹介していきたい。
■定番モデルが進化した新製品「P.F.13-2 Black」
「P.F.13-2 Black」は、ハイキングから日常使いまでシームレスに対応するAHL(アクティブ・ハイク・ライト)シリーズの定番ローカット「P.F.13-1」をブラッシュアップした最新モデルだ。
まず、足回りの機能性が進化し、ミッドソールには足が弾むような感覚で軽快に歩ける「高反発EVAクッション・ミッドソール」を採用。アウトソールには、ヴィブラム社のなかでも最もグリップ力が高い「メガグリップ」を搭載している。さらに、環境への影響が懸念されているフッ素系化合物を使用しない「100%PFCフリー素材」を取り入れるなど、サステナブルな要素もアップデートされている。
■実用性とデザイン性を両立させた細部へのこだわり
アップデートは細部にまで及ぶ。シューレースホールの最上部には、紐を掛けるためのフックが追加され、これにより紐をしっかりと締め上げやすくなり、歩行中の緩みを防ぐなど実用性が大幅にアップ。さらに、結んだ紐がぶらぶらとじゃまにならないよう、すっきりと収められるレースキーパーも搭載されている。
アッパーには防水加工を施した高強度メッシュナイロン素材と、優れた防水透湿性を誇る「ゴアテックス」を採用。生地自体に張りがあり、強度も高く、アウトドアシーンでのハードな使用にも万全の耐久性を備えている。
また、モデル名が示す通り、カラーは「ブラック」1色のみの展開だ。日常使いでもコーディネートしやすくシンプルなカラーだが、実は生地には繊細なデザインが施されており、光の当たり具合によってその表情が浮かび上がってくる。また、バックスタイルのデザインには夜間の視認性を高めるリフレクターが使われており、暗い場所での安全性にも抜かりはない。
■日本人の足を知り尽くした独自ラスト
シリオの最大の強みは、長年にわたり日本人の足型を研究して開発された専用のラストにあるだろう。足の長さと幅の比率が「10:4」となる独自の基準をベースに、3つのワイズを展開しているのが特徴だ。
今回の「P.F.13-2 Black」に採用されているのは、まさにその基本比率「10:4」によるラスト「3E+」。甲高・幅広と言われる日本人の足にストレスのない自然なフィット感をもたらしてくれ、登山道でも日常の路面でも、しっかりと大地を踏みしめて歩ける形状になっている。
■ローカットシューズがもたらす軽快さ
そうしたストレスフリーな履き心地に加え、「P.F.13-2 Black」はローカットだからこそ得られる軽やかさや、汎用性の高さも大きな魅力となる。足首が動かしやすい軽快な足取りと、日常でも脱ぎ履きしやすい手軽さは、履くほどにそのメリットを実感できるはずだ。
もちろん、軽いだけでなく、アウトドアシーンにも対応するしっかりした機能も兼ね備えている。十分なグリップ性、通気性、防水透湿性といった機能をフル装備しているため、低山ハイクやライトトレッキングにもマルチに対応。さらにそのまま街履きとしても活躍する万能ぶりは大きなメリットになるだろう。
足首周りの解放感が抜群のローカットタイプは、ミドルカットやハイカットなどのホールド感の高い靴が苦手な人にとって最適な選択肢に。よりタフな環境で使用するため、もっと足首のサポート力がほしいと感じた場合じたら、あらためてミドルカットやハイカットのモデルを選べばいい。段階を踏んでステップアップしていけるさまざまな登山靴が、シリオの豊富なラインナップにちゃんと用意されている。
【製品概要】P.F.13-2 Black
・価格:¥23,100(税込)
・重量(片足):約360g(26.0cm)
・サイズ:22.5~29.0㎝(ユニセックス展開)
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