■容量選びのためのシミュレーション

上位グレードのJackery1000 Newは、708にはないLEDライトも搭載された

 ここまでJackery708で使える家電を紹介したが、自分にはどの容量が最適かよくわからないとお困りの方もいるのでは。公式サイトを見ると、スマホが何回充電できると書かれているがピンとこない人もいるだろう。そこで、容量別に使用シーンを想定して家電や電子機器がどのくらい使えるかをシミュレーションしたので参考にしてみてほしい。

 使いたい家電のW(ワット)数×使用時間で、1時間に消費するWh(ワットアワー)を求めることができる。ポータブル電源の仕様にあるWhは全容量を表しているため、全容量から使いたい家電や電子機器のWhを引けば、何がどれぐらい使用できるか概算ができる。

●小容量「240 New」をソロキャンプ、ソロ車中泊で使用した場合 

 まずは「240 New(定格出力300W、容量256Wh)」の使用を想定。重さ約3.7kgと軽量コンパクトで、ソロキャンプやソロ車中泊で使えるモデルだ。

 例えば、就寝時にタイマー設定で電気毛布を使う場合(55W)、容量256Wh÷55W=約4時間は使用できる。消費電力の少ない電気毛布を選んだり、弱モードで使用するともう少し長い時間使えるだろう。スマホの充電は約15Whのため同時に使用することも可能だ。

 また、夜の必需品であるLEDライトは最大1300ルーメンのもので約10時間は使える。充電式のライトを使った場合、もしライトの充電が切れても消費電力は5Wと小さいため、電気毛布等を使用してポータブル電源の残量が少なくても数時間ライトを復活させる程度なら賄えるだろう。

●大容量「1000 New」を家族4人のキャンプで使用した場合 

 次は大容量の「1000 New(定格出力1,500W、容量1,070Wh)」を考えてみる。出力1500Wは調理家電を含めたほとんどの家電が使える。大容量ながら重量は約10.8kgと持ち運びも可能。夫婦と子2人でキャンプを想定。

 就寝中に電気毛布1枚を8時間使用(55W×8h=440Wh)、夫婦のスマホを2台充電(約15Wh×2台)、翌朝暖を取るために小型セラミックヒーターを30分使用(600W×0.5h=300Wh)で合計770Wh必要となる。

 容量1070Whから770Whを引いても300Whが残り、子どもたちの携帯ゲーム機を満充電(20Wh)しても余力が残っている。電気毛布をもう1枚足したい場合は、消費電力を下げるために温度を小〜中設定にし、タイマーで6時間で切れるようにすると1070Whに収まる。

■扱いやすい容量帯を検討してみよう

 筆者の「Jackery708」は3年前に購入したもの。もちろん現在も問題なく使えており、よい買い物をしたと思っているが、技術開発によって使い勝手や安全面で、年々製品はアップデートされている。

 同じ会社のものなら現在は、「Jackery ポータブル電源 600 New」あたりが同程度であると考えられる。500Wの定格出力はそのまま、容量は708Whから640Whへ減ったが今回紹介したような機器なら問題なく使えるだろう。参考にしてみてほしい。

 どの季節のアウトドアにも毎度連れていっているほど万能だと感じているポータブル電源。導入を検討してみてはいかがだろうか。

 

Jackery ポータブル電源 240 New
容量:256Wh|定格出力:300W
価格/32,800円(税込)

商品サイト:https://www.jackery.jp/products/explorer-240-new

Jackery ポータブル電源 708
容量:708Wh|定格出力:500W
価格/84,500円(税込)

商品サイト:https://www.jackery.jp/products/explorer-708?_pos=4&_sid=d1b4f84cb&_ss=r

Jackery ポータブル電源 600 New
容量:640Wh|定格出力:500W
価格/86,000円(税込)

商品サイト:https://www.jackery.jp/products/explorer-600-new

Jackery ポータブル電源 1000 New
容量:1070Wh|定格出力:1500W
価格/119,800円(税込)

商品サイト:https://www.jackery.jp/products/explorer-1000-new

※この記事の情報は2026年1月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPでご確認ください。