■その他の違いを徹底比較
●価格
やはり商品を選ぶ際に気になるのは価格。真空ハイブリッドチューブケースは1,500円(税込)、500ml専用真空保冷ペットボトルホルダーは980円(税込)。「真空ハイブリッドチューブケース」の方がしっかりとした作りになっているため、価格は高くなっているようだ。
●重さ&サイズ


真空ハイブリッドチューブケースは544g、500ml専用真空保冷ペットボトルホルダーは276g。その差は268gだ。サイズも見た目通り、真空ハイブリッドチューブケースの方が大きいという結果となった。


2つを比べると、「真空ハイブリッドチューブケース」は大きく、本体自体も重い。そこに水分の入ったペットボトルをいれるとさらに重く感じるだろう。また、子どもや女性など手が小さい方にとっては蓋がとても開けづらい。それに比べ、「500ml専用真空保冷ペットボトルホルダー」は本体自体も小さく軽いため、扱いやすい印象だ。
●使い勝手



「真空ハイブリッドチューブケース」にはショルダーストラップがついており、取り外しも可能。また、長さも調節できる仕様だ。ストラップ自体は太さがあり、素材もしっかりしているので、本体が重くてもそこまで重さを感じることは少ない。


一方、「500ml専用真空保冷ペットボトルホルダー」にはゴム製の持ち手がついている。長さは調節できず、手首にかけることができる程度の長さだ。取り外し可能で、鞄の中に入れ持ち運ぶ際は外すことができる。
●構造

「真空ハイブリッドチューブケース」にはゴム製の内蓋がついており、ペットボトルの上からかぶせることによってペットボトルに密着。冷気を逃がさず、さらにその上から外蓋を装着する構造となっている。

「500ml専用真空保冷ペットボトルホルダー」では、蓋がスクリュー式になっており、ペットボトルの高さに合わせて調節できる。また、蓋の内側のフレーム部分がゴム製になっているため、ペットボトルをしっかり固定できる。
「真空ハイブリッドチューブケース」は重さをカバーするようにショルダーストラップがついており、ストラップ自体もしっかりとしたつくりになっている。そのため、肩に負担なく持ち運ぶことができる。一方、「500ml専用真空保冷ペットボトルホルダー」は軽量でコンパクトなので、ゴム製の持ち手のみついている。伸縮性はなく手で持つか、手首にかけて持ち運ぶようになる。
外出時やアウトドアシーンでは荷物が多くなりがちだ。そのため、肩にかけることができる「真空ハイブリッドチューブケース」のほうが使いやすいと感じた。

アウトドアでの持ち運びやすさに差を感じる一方で、ペットボトルを入れた状態の比較でも気になる点が。「真空ハイブリッドチューブケース」は内蓋によりペットボトルを固定することができるが、しっかりとはめ込んでしまうと「取れない……」ということになってしまう。実際、取扱説明書にもそのことを注意する記載がある。そのため、内蓋をある程度のところで止めていると、ペットボトルを開けるときにくるくると回ってしまいキャップが開けづらい。
一方、「500ml専用真空保冷ペットボトルホルダー」には内蓋はなく、本体の蓋自体がペットボトルの固定の役割をしている。また、スクリュー式になっているためしっかりと固定でき、ペットボトルの蓋も開けやすかった。
■用途やシーンに合わせて検討しよう!

今回はワークマンの「真空ハイブリッドチューブケース」と、「500ml専用真空保冷ペットボトルホルダー」を徹底的に比べてみた。
筆者的には「真空ハイブリッドチューブケース」のショルダーストラップがついている点を評価したが、重さやサイズ感を考えると「500ml専用真空保冷ペットボトルホルダー」が使いやすい。用途やシーンに合わせて購入するのがよいかもしれない。今回の記事を参考に、気になった方はぜひ試してみてほしい。
※この記事の情報は2025年6月現在のものです。価格や在庫状況が変更されている場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPでご確認ください。