いま、スキー場は滑るだけの場所ではなくなってきている。食事、アクティビティ、宿泊、観光などを組合わせ、冬の旅の目的地として新しい価値観が生まれつつあるのだ。そうしたスキー場が本来持っている非日常的な空間の魅力に気がついたのは、滑らない人達の視点に立ち、これまでの概念を取っ払ったスノーリゾート。滑ることに加えて、雪のなかでできるさまざまな体験を経て、スノーリゾートを存分に満喫しよう。
■滑らなくても楽しめるスキー場
サンメドウズ清里は、ファミリー層に非常に人気のあるスキー場だ。そこには、どんな理由があるのだろうか?
まず、都内からクルマで約2時間でアクセスできる立地のよさが大きな魅力だ。中央道の長坂IC、須玉IC、小淵沢IC、中部横断道・八千穂高原ICからも訪れることができる。電車でも便利で、JR清里駅からタクシーで約5分の距離にある。
ゲレンデは多くが初中級者向けだが、個性豊かな全8コースがコンパクトにまとまっており、最大標高1,900mの高さから抜群のロケーションを誇る。さらに、雪質も良好だ。
ゲレンデ山頂部からは、富士山をはじめ、野辺山高原、南アルプスなどの雄大な山々を一望できる。
加えて、晴天率は実に80%と高い。せっかく連れて行った子どもたちが吹雪でつらい思いをする心配はナシ。高い確率で雪遊びや自然の雄大さを存分に楽しめるだろう。
高い晴天率は、大人が青空の下で、きれいにグルーミングされた斜面をカービングする爽快感も提供してくれる。
スノーパーク「アップライドエリア」や、子ども向けのスノーアイテムが揃う「ファンタジーパーク」など、遊び心あふれるゾーンも充実している。
もうひとつ特筆すべきなのが、サンメドウズ清里は「滑らなくても楽しめるスノーリゾート」という目標を掲げていることだ。つまり、同行者に滑らない人がいてもOKだ。
その象徴的な存在が、標高1,900mのパノラマリフト山頂にある「清里テラス」だ。併設された「カフェ1920」では、絶景を楽しみながらドリンクやフードを味わえる。滑る人も、滑らない人も、極上の時間を過ごすことのできる場所なのだ。
■'24-25 要注目トピックス
●スノーマシン16台導入!
今シーズン、スキー場の中心にある中級者コース「Cコース」(平均斜度15度)に、スノーマシン16台が導入される。地球環境の変化で雪不足のシーズンが増えているなか、これで長い期間の積雪が確保されることになった。楽しみだ。
■Ride【滑】高い晴天率が快適滑走を実現
高原らしい眺望と、最新降雪機をフル稼働させたスノーコンディション、そして80%の晴天率とで、サンメドウズの滑走条件は良好だ。メイン斜面は富士山や野辺山高原を一望できるAコース。上級者には急斜面のDコース、初心者にはGコースが適している。
■Play【遊】「スキッズ・キャンプ」は子どもたちの可能性を広げる!
サンメドウズで開催される「スキッズ・キャンプ」は、「楽しい」と感じてもらうことを優先させ、急いで技術を詰め込むようなレッスンは行わないのが特徴だ。したがって、子どもたちは自ら学び上達していくのだ。少人数制クラスできめ細やかにレッスン。専用パーク「スキッズパーク」で初心者でも安心できる環境が作られる。
スキッズ・キャンプ
期間:2024年12月14日 ~ 2025年3月30日
時間:10:00 ~ 12:00 / 13:30 ~ 15:30
対象:3歳 ~ 小学生
料金:午前2時間(9,500円)、午後(2時間)9,000円、1日4時間1万6000円(食事付き)
■Food【食】地元産の素材を生かした“ゲレ食”のレベルを超えたメニュー
エリア内に飲食スポットは3つ。「ワンランク上の“ゲレ食”レストラン」を掲げる「レストランサンダンス」、センターハウスの2階にあるラウンジ、山頂の「清里カフェ」というラインナップだ。なかでも、メインのサンダンスは、地元産の素材を生かしたメニューが揃う。
■Relax【癒】絶景テラスで心をリフレッシュ
板を履かなくても乗れるパノラマリフトで標高1,900mのゲレンデ山頂まで空中散歩した先に「冬の清里テラス」あり。富士山をはじめとする超絶絶景を「清里カフェ」でのドリンクやフードとともに堪能できる。日頃は味わえない特別な癒やしタイムがそこに待っている。
冬の清里テラス
期間:2024年12月21日~ 2025年4月6日
時間:10:00 ~ 16:00
料金:雪山展望リフト券2600円(往復)
【施設情報】サンメドウズ清里スキー場
住所:山梨県北杜市大泉町西井出8240-1
営業期間:2024年12/14(土)~ 2025年4/6(日)
営業時間:8:00 ~ 17:00
リフト券:大人1日6500円
【MAP】
【「BRAVO SKI 2025 Vol.2」より再編集】
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