■札幌をベースに周辺エリアへ足を延ばす「日帰りで3大リゾートへ」
市内には6つのスキー場があるが、日帰りでも周辺の有名リゾートへ行くことができる。札幌中心街からスキー場へのバス運行もあり、日程に余裕を持てれば、スノートリップのプランが広がる。
●札幌市街から2時間圏内日帰りでリゾートを満喫
せっかく札幌まで来たら、足を延ばしてキロロやニセコ、ルスツといった北海道を代表するリゾートを滑ってみたい。それぞれのエリアへは札幌中心地から直通バスが出ているため、アクセスは問題ない。天気予報やスキー場のホームーページを参照しながら、コンディションの良い場所を選択。朝に移動して夕方には札幌へ向かう日帰り行程なら、わざわざリゾートに滞在しなくても楽しめる。どこもスキー場の規模は市内のスキー場に比べれば格段に大きく、滑りごたえたっぷり。新鮮な気分に浸れる。日程に余裕があるなら1日は行ってみたい。
●キロロリゾート<市内から約60km>
札幌の隣、赤井川村にあるキロロ。積雪に恵まれた立地で、ハイシーズン中はコンスタントに積雪が望める。気温も安定して低く、風の影響を受けにくい地理的条件もあって、シーズン中は良質な雪が保たれる。スキー場は朝里と長峰の2つの山に広がっており、コースは全部で23。最長距離は4050mもある。エリア内には積極的にパウダー滑走が楽しめる箇所がいくつもあり、愛好家も多い。
●ルスツリゾート<市内から約76km~>
ウエストMt.、イーストMt.、Mt.イゾラの3つの山を擁し、三山全37コースの総滑走距離は42kmという圧倒的なスケールのルスツ。その広さを14のリフトと4基のゴンドラがそれぞれのピークを中心にレイアウトされているから、効率よく滑ることができる。
●ニセコエリア<市内から約90km~>
ニセコアンヌプリ山の裾野には4つのスキー場が広がっている。どこも日本海の湿気を含んだ雪雲の恩恵を受け、連日雪が降り積もる好条件。豊かな地形や美しい森の中を滑れるとあって、上級者からビギナーまでがそれに魅せられ、世界中から人が訪れる場所だ。