さくらねこになった猫たちの多くは、健康状態も良くなり、一代限りの命を見守られながら穏やかに暮らしている。

 「自由に生きている野良猫を捕まえて手術して、さらに耳まで切るのはひどい」という意見もあるそうだが、「野良猫たちに生きてほしい」と願うTNR活動はたくさんの人間たちの寄附やボランティアによって支えられており、その広がりによって、実際に殺処分数も減っているのだ。

 毎年3月22日は、「さくら・にゃん・にゃん」の語呂合わせから「さくらねこの日」に制定されている。

 人間の都合で生まれ、人間の愛情によって生きている「さくらねこ」のことを、たくさんの人に知ってほしいと思う。

 

 

釣り人から魚をもらったニャ〜!!
撮影するならエサをくださ〜い!! と必死の要求
撫でて〜とおなかを見せるさくらねこ。彼らはすべてを受け容れている