アウトドアやレジャー、普段着や仕事用の作業着まで、幅広く使える無地のシンプルなTシャツ。ワークマンから発売されている「ヘビーウエイトコットン耐久抗菌半袖Tシャツ」は、本体綿100%で厚みが9オンスなのに、税込980円で購入できるコストパフォーマンスに優れた1枚である。

 今回はアウトドアや仕事で3か月間、着用したらその日のうちに洗濯して乾いたら翌日すぐに着る、というサイクルでほぼ毎日のように着ていた筆者が、よかったポイント、気になったポイントをレビューする。

■ヘビーウェイトTシャツとは?

 ヘビーウェイトとは、生地が厚く丈夫な衣類に対して使われる言葉で、Tシャツの場合は6オンス以上の厚みがあると“ヘビーウェイトTシャツ”と呼ばれることが多いようだ。

 耐久性が高い反面、厚みが増すほど使用する糸の量は増えるので、価格が高くなりがちだ。一般的なTシャツの厚みが5~6オンスなのに対し、ワークマンのヘビーウエイトコットンTシャツは驚異の9オンス、綿100%でありながら1,000円以下という低価格を実現している。

■使いやすい!  よかったポイント

3か月間、ほぼ毎日着ていたブラックカラーのヘビーウエイトコットン半袖Tシャツ。毎日のように洗濯しても型崩れしなかった

●動きやすく、インナーが響かない

 厚手のTシャツは、重く動きづらいイメージがあったが、ワークマンのヘビーウエイトコットンTシャツは肌触りも柔らかく重さを感じなかった。着るほどに生地がなじみ、快適さが増していったように思う。

 生地の厚みがあるためインナーが透けず、ラインも出ないため、夏の時期でも1枚で過ごせるのが快適だ。冷房の効いた室内でも寒さを感じにくい、ちょうどよい厚みである。

●型崩れしにくい

 ヘビーウェイトTシャツの魅力でもある“耐久性”がしっかりとあり、毎日のように洗濯をしても、生地の縮みや型崩れはしなかった。

 洗濯後にハンガーで干せば、形も綺麗にシワもよらずに乾かせるため、そのまま着られる点は大きなメリットである。

●汗をかいても匂わない

 夏場のハイキングで滝のように汗をかいた後も、抗菌防臭加工のおかげか不快な匂いはほとんど感じなかった。

 仕事でも、外で作業した後に室内で作業した日があったのだが、汗が引いてしまえば快適に過ごせた。