■気になったポイントも

●ショルダーベルトとヒップベルトの位置が合わない

荷物を入れて背負うと、ジョイントバックパックと背中にすき間があいてしまう

 実際に旅行の荷物を入れて背負ってみたところ、ショルダーベルトとバックパック本体の間にすき間ができてしまった。そこでショルダーベルトを背中に合わせると、今度はヒップベルトが腰より上にずれてしまい、重さを分散できなかった。原因はバックパック自体の柔らかさと、背面パネルなどのフィッティングに影響するパーツや設計が十分でないためだと考えられる。

●長時間歩くには不向き

 ヒップベルト、ショルダーベルトのフィット感が不足しているため、荷物の重さを軽減できず、3時間ほど歩いた際には強い疲労感があり、長時間の徒歩移動には不向きであると感じた。

■【結論】収納力抜群だが、フィット感は事前に要チェック

 2~3泊の荷物をまとめて収納できるのは大きなメリットである一方、筆者にとって長い距離や時間をかけて歩くには適さなかった。収納力の分サイズは大きめなので、特に小柄な方や華奢な方にとってはフィット感やサイズ感が合わない可能性がある。

 サイドやインナーの収納は機能性にすぐれているので、短時間の移動で使うバックパックとして割り切るか、店頭で試着してフィット感を確かめてから購入するのがおすすめだ。

 

ワークマン ジョイントバックパック ファイナルエディション
価格/5,800円(税込)
カラー/ブラック、オリーブ
サイズ/フリー(縦 約54cm、横 約34cm、幅 約20cm)
容量/約33L
素材/表地 ポリエステル100%、裏地 ポリエステル100%
機能/止水ファスナー

商品サイト:https://workman.jp/shop/g/g2300066676019/?srsltid=AfmBOopYhrobbyyKLwb8PXPP2dEs2dik51E7k4fy02j78pgE-FcsSIRV

※この記事の情報は2025年10月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPでご確認ください。