便利に進化したワークマンのペットボトルホルダー「真空ハイブリッドチューブケース」は、アウトドア時やスポーツ時に最適なアイテム。保冷だけでなく、保温としても使用できる優れものだ。しかし、「実際の保冷・保温性能や使い勝手はどうなのか……」と思っている方もいるはず。
本記事では、これからのサマーシーズンに向け保冷効果にフォーカス。徹底検証した結果を紹介する。実際の使用感なども合わせレビューしているので、購入を検討している方々はぜひ参考にしてほしい。
■ 真空ハイブリットとは? ペットボトルホルダーの進化版といえる多彩な機能

「真空ハイブリットチューブケース」という名前だけでは、その正体を想像することは難しい。一言で表すと、「一般的に売られているペットボトルホルダーの進化版」といえるだろう。ショルダーストラップがないペットボトルホルダーが多いなか、きちんと付属しているし、保冷・保温の両方に使用できるだけでなく、600mlのペットボトルにも対応している(一部、対応していない600mlペットボトルもあり)。
さらに、500ml缶の保温・保冷はもちろん、内蓋を外せば保冷剤をいれたり、アメリカンドッグやフランクフルトなどのホットスナックなどを保温できる優れものだ。
■「真空ハイブリッドチューブケース」の実力を徹底検証
今回は比較対象として「真空ハイブリッドチューブケース」のほかに、100円ショップのアルミペットボトルホルダー、そのままのペットボトルの3つを用意し、水温を測定した。
●準備するもの
・ペットボトル(水で同メーカー)を3本
・ワークマン「真空ハイブリッドチューブケース」
・100円ショップで売られているアルミペットボトルホルダー
・温度計
・水温計
●検証方法
(1)24時間以上冷やしたペットボトルを冷蔵庫から取り出し、水温を測定。
(2)つぎに、真空ハイブリッドチューブケース、アルミペットボトルホルダーそれぞれにペットボトルを入れ、もう1本はそのままのとする。
(3)3本横並びで設置し、 1時間後、2時間後、3時間後の水温変化をチェックしていく。

■真夏日の中、検証スタート!


冷蔵庫から取り出したペットボトルの水温は0.2℃。検証日の外気温は30.1℃と真夏日となり、日差しがきつかった。




●結果やいかに!?

そのままのペットボトルはどんどん水温が上がり、開始時と3時間後では2.9℃の上昇だったのに対し、100円ショップのアルミペットボトルホルダーは2℃の上昇となり、一定の効果が確認できた。一方、真空ハイブリッドチューブケースに入れたペットボトルは0.7℃の上昇と、ほとんど水温の上昇は見られなかった。真空ハイブリッドチューブケースの効果が証明された結果となった。