■ハイカー 高倉 悠祐(たかくら ゆうすけ)
山の魅力に魅せられ、学生時代に欧州遠征。総合アウトドアメーカー「モンベル」に就職、網羅的に経験を積む。夢を叶えるために退職し、世界の山を歩きだす。ロングトレイルに傾倒し、真に価値ある時間の探求を継続。登山と人生をテーマにしたYouTubeチャンネル登録者数は65,000人を突破。
ガレージブランド「ROF」を発足、プロダクト開発に勤しんでいる。座右の銘は「健康第一」「山で役に立たないものは持たない」
1. コジーと組み合わせてUL食生活
●愛用アイテム
・ジップロック スクリューロック473ml
・ジップロック フリーザーバッグSサイズ
スクリューロックとフリーザーバッグにピッタリなフードコジーを組み合わせて使用。断熱材により気温の低い山でもご飯が冷めにくく、幸せな気持ちになれます。
●ポイント
・とにかく軽量化したいUL派ハイカー向け
・自宅でフリーザーバッグやスクリューロックに食材やカップ麺を移し替えておけば、山ではお湯を注ぐだけ
・ゴミを減らしてスマートな登山を実現できる
・スタンドコジーを紐につけて首からぶら下げれば、足場が悪い場所でも、両手が自由にご飯を食べることもできる
2. クッカー・コンボでスマート調理
●愛用アイテム
・ジップロック スクリューロック各種
多くのクッカーやジェットボイルの直径が伝統的に12cmなので、ほぼ同じ直径のスクリューロックがすっぽりと収納できる。
●ポイント
・クッカーは湯沸かしのみで使用し、スクリューロックを取り分け皿として使うことを推奨
・人数が増えたら軽いスクリューロックの数を増やすだけなので、金属の器よりも軽量化を実現でき、複数人の登山にもおすすめ
・スクリューロックで食事し、食後はフタをすることで、汚れが広がりづらく、自宅に持ち帰ってからしっかりと洗うことができる
・濡らしたくないバーナーヘッドやマッチ、ライターは、清潔な手ぬぐいなどで包んで中にしまって持ち運べば、容器内の清潔さをキープでき、容器内のぐらつきも防ぐことができる
3. かさばるダウンのパッキング
●愛用アイテム
・ジップロック フリーザーバッグLサイズ
ダウンをフリーザーバッグに詰めて、空気を抜き、平らに収納することで、荷物のかさが激減。
●ポイント
・密封性の高いフリーザーバッグで、しっかりと中の空気を抜いておくことで荷物がコンパクトに
・行動中に着ることが少ないダウンや保温着は、平らにしてからザックの一番下に詰めておくのがおすすめ
4. マウンテン・ウォレット
●愛用アイテム
・ジップロック フリーザーバッグSもしくはMサイズ
お金やカード、スマホをフリーザーバッグに収納。
●ポイント
・軽く、薄く、廉価で手に入る
・登山口までのバス、山小屋、トイレチップ、思わぬエスケープをした際のタクシー利用や、現金しか使えない受付もまだまだ多く、登山時は現金を使うことが多い
・強い雨や沢登りなど、水気が多い場所での活動のときは、スマホを二重のフリーザーバッグに収納すると安心
・フリーザーバッグS-Mの横幅が、一般的な登山用サコッシュとシンデレラフィットするので一緒に使うのもおすすめ
・色々な財布を試して最終的にこれに行き着くのは登山家あるある
5. ジップロック・イン・ジップロック
●愛用アイテム
・ジップロック フリーザーバッグLサイズ+SもしくはMサイズ
フリーザーバッグLサイズの内側にS、もしくはMサイズを貼り付けておくだけで、ゴミ入れを兼ねた行動食ポーチが完成。行動食を食べるときに出たゴミは内側の小さいバッグへ。
●ポイント
・登山中に行動食を食べる際、様々な細かいゴミがでるが、このゴミの管理を適当にしているとウェアやザックの中に散乱する。また、風で飛んでしまうと山の環境にも景観にもよくないため、ゴミの管理は登山家のマナー
・必要なの? と思えるようなひと手間が登山中の行動をスマートにさせる
・一度作ったジップロック・イン・ジップロックは次回以降の登山でも使えるので、ビニール袋にゴミを入れて使い捨てるよりも環境にやさしい
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●Instgram たかくら
●X 髙倉屋|登山