コロンビアが手がける大型バックパックの詳細はこちら

アウトドア好きなら、誰もがその名を知るアメリカ生まれの老舗ブランド「コロンビア」。キャンプやタウンユースにも馴染みが良いスタイリッシュな印象があるからか、登山者界隈ではライトな用途向きのイメージが強いブランドですが、じつは本格的な登山に対応できるギアも数多く手がけていることはご存知でしょうか。

 ここでは、昨年のリリース以来、人気を博している本格派大型パック「ワイルドウッドEXP 50L+10L バックパック」の実力のほどを紹介します。

■ワイルドウッドは5つのサイズを展開する登山用バックパックシリーズ

ワイルドウッドは5つのサイズを展開する登山用バックパックシリーズ

 コロンビアといえば、ウェアのイメージが強いブランドですが、じつはシューズやバックパックの開発にも力を入れています。特にバックパックは本格的な縦走登山から日常使いできるものまで、全30モデルもの幅広いラインナップを揃えています。

 
ワイルドウッドEXP 50L+10L バックパック

ワイルドウッドEXP 50L+10L バックパック
¥29,700(税込)
容量:50L+10L
重量:1,690g
カラー:ブラック1色
素材:210D Robic Xgrid WH Extreema R/S(ナイロン93%、ポリエチレン7%) x VX-21 X-Pac(ナイロン60%、ポリエステル40%) x 420D HD OX(ナイロン100%)

 中でも、「ワイルドウッド」は山小屋泊からテント泊、日帰り登山まで幅広く使える5つのサイズをラインナップした登山用バックパックのシリーズです。ここで紹介する「ワイルドウッドEXP 50L+10Lバックパック」は、シリーズを象徴するモデルとして、テント泊縦走を想定してデザインされています。

 その特徴は、軽さを追求しつつも、取り扱いに気を使わずに済む丈夫さを兼ね備えた素材使い。そして、山岳ガイドの伊藤伴さんが監修に関わり、フィールドテストを繰り返して作り上げた、実戦的で使いやすいディテールにあります。

 これからテント泊登山にチャレンジしてみたい方はもちろん、より扱いやすいモデルへの買い替えを検討している方にも、自信を持っておすすめしたい仕上がりです。

◼️ハードな縦走にも対応するディテールの数々

雨蓋は荷物の量に応じて拡張できるトップスカート構造

 では、ディテールに注目してみましょう。

 まず、軽量なのに丈夫という最大の特徴を生むメイン素材には、白い格子状の見た目が特徴的な『Extreema®︎(エクストリーマ)』を採用。耐摩耗性と引き裂き強度に優れるダブルリップストップ構造の新しい素材です。さらに同じく軽さと耐久性に優れ、防水性も兼ね備える3層生地『X-PAC(エックスパック)』を雨蓋とボトムに使い分けています。

 表面にはコロンビア独自の撥水機能「オムニシールド」を搭載しているので、軽い雨程度ならレインカバーなしでも使うことができます。

ボトムに詰めた荷物にもアクセスしやすい2気室の荷室

 荷室はファスナーで2気室に分けて使うことができます。荷物が多いテント泊縦走では、設営時に必要なものをボトム側に入れておけば、必要なものにダイレクトにアクセスできます。また、濡らしてしまったテントやレインウェアを分けておくのにも便利です。 

◼️山岳ガイドと共同開発した使い勝手の良さも魅力

背面のパッドはしっかりした造り

 続いて、背面のパッドやショルダーハーネスに目を移してみましょう。

 山岳ガイドの伊藤さんと開発陣はプロトタイプのテストを繰り返す中で、従来、コロンビアが展開してきたバックパックと同じパッドやハーネスでは、このモデルの使い方には物足りなさを感じたそうです。そこで、背中と荷物全体をしっかりと支えられる厚みがあるものを、このモデルのためだけに選び直しています。

コンプレッションストラップは長め

 他にも、山での使い勝手を考慮した伊藤さんならではの意見が採用されているパーツが多数あります。

 例えば、コンプレッションストラップは、ロールマットを外付けできるくらいの長さに変更。背面上部のハンドルはぐっと持ち上げやすい幅に設計されています。

 また、フロントのメッシュポケットはマチを設けて立体感を出し、容量を確保してあるので、濡れたレインウェアを乾かしながら行動することもできます。サイドのメッシュポケットはボトルがすっぽり隠れるほど深く、大きめのボトルも落とす心配がありません。反対のサイドポケットは、ポールの先端を下にしてしまえるよう、強度の高い生地を使っています。

細部に至るまで、非常に実用的な造りになっている

 さらに細かいところでは、ハイドレーション用ホールが凍結防止のカバーを付けたままでも使える太さに変更されています。

 いかに山での使いやすさにこだわって、隅々までデザインされているかがよくわかるでしょう。

◼️コロンビアの本気度が伝わる仕上がり

新たに1から設計されたことからも、コロンビアの本気度がよくわかる

 じつは、コロンビアが50L以上の登山用大型パックを手がけるのは5年ぶりとのこと。それも既存モデルをベースに大型モデルを作ったのではなく、新たに1から設計したというストーリーからも、コロンビアの本気度が伝わってきますよね。

大型バックパックはスペック値だけに捉われず、使い勝手の良さも考慮して選びたい

 近年は軽量なギアが人気を集めています。しかし、大型のバックパックに限って言えば、スペック値には表れない使い勝手や背負い心地の良さも見比べるべきポイントです。特に軽さと相反する耐久性の高さは、つい雑に扱ってしまいがちな初中級者にこそ必要な要素と言えるでしょう。

 この素材使い、この仕様でアンダー3万円というコスパの良さも見逃せません。ぜひ、コロンビアの本気を体感してみましょう。

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