■パウダーの感触を感じながら、美しい森を滑り抜ける
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滑り出しは雪こそ軽いものの、新雪の下の硬い雪が引っ掛かります。標高を下げた1,150mあたりから滑りやすくなりました。雪の密度が高くなり、下地の硬い部分が気にならなくなったからでしょう。気持ちよくターンを刻みつつ、滑走ラインを確認しながら杉ノ平へ。
雪景色の森は美しく、来たルートを辿りながら過ぎ去っていく景色に名残惜しさを感じえません。林道部分もよく板が走り、最後までしっかりと滑りを堪能することができました。
けっきょくこの日は誰にも会うことがありませんでした。ひっそりとしたツリーランを貸し切りで楽しめた一日でした。
参考行動時間:6時間30分
移動距離:8.0km
標高差:登り823m、下り823m
※所要時間は積雪状態とパーティーによって大きく変化します。過去の経験上、この半分の時間のときもあれば、さらに1時間以上かかったこともありました。