■失敗エピソード3:迷子

大きいスキー場では、別のコースを滑ると元いた場所に戻るのにひと苦労することも

 筆者は一度、スキー場で迷子になった経験がある。この時は仲間内でスキーに行き、各々好みとレベルに応じた斜面を楽しみ、お昼に指定のレストランで待ち合わせする予定だった。

 しかし、筆者はいろいろなコースを滑っているうちに元のエリアに戻る方法がわからなくなってしまった。マップを何度も見返しながらなんとか待ち合わせのレストランにたどり着いたものの、約束の時間に大幅に遅れてしまった。

 コース数が多い大規模なスキー場は、マップをしっかりと頭に入れておかなければ違うコースを滑り降りてしまう。その場合、元のコースやエリアに戻るのに苦労することがある。

 この時は迷子になった時点で連絡したため、友人たちには先にランチを食べてもらい事なきを得たものの、乗り継ぐリフトを間違えたこともありかなり苦労した。

 コースを熟知していない場合や、方向音痴な人は誰かと一緒に滑るか、決まったコースを繰り返し滑るなど迷子にならない対策を考えよう。

■失敗エピソード4:寒すぎてスマホのバッテリーが落ちる

絶景ポイントで写真を撮ろうとしたらバッテリーが落ちた、なんて話もよく聞く

 寒い場所でスマホを使うと、バッテリーの減りが極端に早くなる経験をしたことがある人も多いだろう。一般的なバッテリーの特性として、低温化ではバッテリー内の化学反応が十分にできず、バッテリーの減りが早くなってしまう。筆者もスキー場の絶景ポイントで写真を撮ろうとしたら、スマホのバッテリーが落ちてしまった経験が何度かある。

 スキー場ではスマホが低温化にさらされやすいため、体温が伝わりやすい胸ポケットに入れて低温化を防ぐ対策が重要だ。しかし、ポケットにカイロなどと一緒に入れると局所的に高温になり、バッテリーに悪影響を与えマイナス効果になるため注意が必要だ。

■失敗エピソード5:ウェアを忘れる

ウェアの上を忘れてレンタルし、上下チグハグな格好に

 最後に紹介するのは、筆者の経験した「ウェアの上着を忘れる」失敗エピソード。当時はほぼ毎週スキーに行っており、荷造りも積み込みにも慣れたと思っていたが、スキー場に到着しウェアの上着を忘れたことに気づき、現地で呆然としてしまった。

 幸い、スキー場でレンタルウェアの上着だけを借りられたが、思わぬ出費と上下のデザインが合わないチグハグなウェアで過ごすことになり、いまだに苦い経験として思い出すことがある。

 スキー・スノーボード当日は朝早くからバタバタすることが多いので、持ち物はなるべくひとまとめにし、積み忘れをしないようにしておこう。

 筆者の友人らもグローブやゴーグルなどを忘れた経験があるため、筆者のスキー仲間の間では小物の予備を多めに持って行き、万が一の際は貸し借りするようにしている。スキー場で余計な出費をしないよう、万が一の事態に備え、出発前の準備は念入りに行おう。

■しっかり準備と対策をして、楽しいスキー場デビューを飾ろう

しっかり準備・対策をしてスキー・スノボを楽しもう

 スキー・スノーボードは冬ならではの絶景やスキー場のグルメなど、その場でしかできない経験が多い。これからスノーアクティビティを始める人は、この記事のような失敗をしないようしっかり対策をして、ぜひ楽しんでほしい。