待ちに待ったウィンターシーズン! どこのスキー場に行こうか悩むのも楽しい時間。そして、そんな雪が大好きでたまらないスキーヤー&スノーボーダーにとって、一度は訪れたいスキー場と言えばルスツリゾートだ。
北海道虻田郡留寿都村に位置する、日本を代表する大型スキーリゾートで、世界のスキー観光産業の中で最も名誉ある「World Ski Awards 2024(ワールド・スキー・アワード 2024)」において、「Japan's Best Ski Resort 2024(日本ベスト・スキー・リゾート部門)」の最優秀賞を受賞。2017年、2018年、2019年、2021年の受賞と合わせて日本最多5度目の栄冠に輝いた日本屈指のスキー場だ。札幌から中山峠を越え、一般道で90分と、札幌中心部滞在でもアクセスに困ることはなく、観光とセットで楽しめるのもうれしい。
今回は、幼少期より足げくルスツリゾートに通う筆者が、北海道ならではの雄大な規模を体感できるイーストMt.、Mt.イゾラの中から、とくにおすすめのコースを5つ紹介する。ぜひ訪れた際の参考にしてほしい。
■とにかくスケールが桁違い! 訪れる人を魅了して止まないルスツリゾート
ルスツリゾートは、広大な敷地は3つの山(ウエストMt.、イーストMt.、Mt.イゾラ)に広がり、全37コース、総滑走距離42kmを誇る。初心者から上級者まで楽しめる多彩なコースレイアウトが特徴で、レベルを問わず思う存分パウダースノーが楽しめる。
Mt.イゾラでは非圧雪エリアが充実しており、新雪の感触を存分に堪能できる。ホテル目の前に広がるウエストMt.は初心者向けの緩斜面やキッズパークでけでなく、全日本スキー技術選手権大会も行われる急斜面まで揃っており、20時までのナイター営業も好評で日中帯とは一味違った幻想的な雰囲気の中楽しめるので、ファミリーやカップルからカービング上級者まで幅広く人気だ。
■おすすめコース1. 腕試しに最適の最上級向けコース! スーパーイーストコース
腕に自信のあるスキーヤー&スノーボーダーにおすすめしたい「スーパーイーストコース」。平均斜度32度、最大斜度40度の斜面は、上から覗くと、吸い込まれそうなほど。思わず尻込みしてしまいそうだが、ここは非圧雪コースのため降雪があった次の日は、極上パウダーが堪能できる。
パウダーはある程度斜面があった方が、新雪の中での浮遊感とスピード感を体感できるので、雪が降った朝イチはスーパーイーストコースに直行し、ノートラックのパウダーを体験してみては。
■おすすめコース2. リフト待ちの人の視線の的に! 注目度抜群のアクロスBコース
スキーヤーにぜひ挑戦してみてほしいのが「アクロスBコース」。距離200mと短く、フーボルコースからイゾラベースステーションへアクセスするためのショートカットコースと思われがちだが、実はイゾラ第2クワッドでリフト待ちしている人たちの注目を一点に集められるおすすめコース。
上から颯爽と滑り込めば、下でリフト待ちをしている人の視線は一気にあなたに! ぜひ自分のテクニックを思う存分披露しよう。コース脇にはパウダーも若干残っていることもあるが、基本的には不整地斜面となるため、スノーボーダーは苦戦を強いられるかもしれないので、斜面状況をよく見て挑んでみてほしい。