3年前に初めてテントを購入したのがワンポールテント。キャンプするならネイティブなスタイルがよいと選んだが、使っていくうちに不便な面が出てきた。実際どんな面がデメリットなのか、どんな人におすすめなのかを紹介しよう。
■ワンポールテントはどんなテント?
ワンポールテントは、ティッピーテントとも呼ばれる三角形の形をしたテント。テントの中央に立てる1本のポールを柱にし、幕の周りにペグダウンして設営するシンプルな構造が特徴だ。最近ではさまざまなタイプがあり、前室つきや2ルームになるなど、使いやすいものも多い。
■ワンポールテントを買ってよかったポイント
筆者愛用のワンポールテントは4〜8人用の大きめのタイプ。実際に3年以上使用しているなかで感じた「よかった部分」を紹介しよう。
●設営がしやすい
ワンポールテントの魅力としてよく言われるのが設営のしやすさ。使用するポールは1本のみで、真ん中に立てるだけなのでスリーブに通していくなどの面倒な作業がない。
ほぼ1人で大きなテントの設営ができ、もう1人は荷物を下ろすなど他の作業をすることができる。小さな子ども連れだと、子どもにずっとついていないと危ないため、設営が1人でできるのは大変ありがたい。
我が家は子どもがテントの中に入り、ポールを支える係を担当。大人が周囲のペグ打ちをしていけば、大型テントにも関わらず比較的簡単に設営できる。
●なんといっても外観がオシャレ!
筆者がワンポールテントを選択した一番の理由は見た目。「テントといえばこの形!」と選んだ。特にファミリーテントは高さがあり、ドームテントなどと比べても一際目を引く。アウトドアな雰囲気にもマッチして絵になる。