長野県の「野沢温泉スキー場」は、温泉街が至近距離にあるため、滑った後に温泉でリフレッシュすることができる。

 このスキー場のある「野沢温泉村」は日本で唯一、村の名前に「温泉」がつく。13か所の「外湯(そとゆ)」と呼ばれる共同浴場が点在する温泉街だ。

 今回は野沢温泉の13の外湯をめぐった筆者が、おすすめの外湯を厳選して紹介する。

■野沢温泉村について

野沢温泉スキー場のゲレンデ(画像提供:野沢温泉スキー場)

●野沢温泉村へのアクセス

 野沢温泉村へのアクセスは、東京駅から北陸新幹線で飯山駅まで約1時間45分、飯山駅から直通バスの「野沢温泉ライナー」で約25分。

 東京から車の場合は、およそ3時間20分。練馬ICから関越自動車道に入り塩沢石打ICで降りる。

●野沢温泉スキー場について

 野沢温泉スキー場は、温泉街から車で5分以内の場所にあり、上質なパウダースノーを堪能できる。ゲレンデはさまざまなレベルにあわせて滑れる44コースで、初心者から上級者まで楽しめる。

野沢温泉スキー場
住所 〒389-2502  長野県下高井郡野沢温泉村豊郷7653
電話 0269-85-3166(8:00~17:00)

ホームページURL:https://nozawaski.com

※営業日時はホームページよりご確認ください

●野沢温泉の魅力

 野沢温泉の大きな魅力の1つは、端から端まで徒歩約20分圏内の温泉街に13か所ある外湯だ。

 建物の形や間取りがすべて異なり、泉質や効能も浴場によって違う。天然温泉100%かけ流しで、地元の町内会が掃除や水道料などを負担し、維持・管理を行う、村の人たちの共有財産である。

 外湯は無料で開放されているが、賽銭箱が設けてある。町内会の皆さんの力で成り立っているので、外湯を利用する際は感謝の気持ちを込めてお金を納めたい。

 野沢温泉の湯は熱いので、心して入ろう。