■ヘラとしても大活躍:ユニフレーム「ちびターナー」

レードルと同様、折りたたみ式でコンパクト(撮影:山歩ヨウスケ)

 最後に紹介するのがステンレス製のターナーだ。ユニフレームのちびターナーには樹脂製のタイプとステンレス製のタイプがあるが、筆者はステンレスタイプを強くおすすめする。

 その理由は、調理の後の片付けにも活躍してくれるからだ。頑丈なステンレス製のターナーは鉄板やスキレットなどのコゲ付きを削ぎ落とすのに便利なのである。

コゲついたフライパンなどの汚れを簡単に落とすことができる(撮影:山歩ヨウスケ)

 ターナーとしての機能だけが必要な人にとっては樹脂製の方が軽量でおすすめではあるが、汚れ落としでも活躍してくれることを考えるとステンレス製をおすすめしたい。ステンレス製でも、重量は29gなので十分軽量ではある。

■装備を軽量化して、身軽になろう

 装備の軽量化で身軽になれば行ける場所も増える。行動範囲も広げることができるだろう。今回ご紹介した3選はいずれもULキャンパーを目指しているが、利便性も失いたくないという人にとっておすすめの調理器具だ。