■このブーム、いつまで続くんだよぉ!
Q. なんとなく理論派の意識高い系の人が増えてて苦手です。僕はめっちゃ意識低いんですがサウナしちゃダメですか?
A. サウナは「Don't think! Feel.(考えるな! 感じろ)」でいいと思ってます。だから“ととのい”がどうのとか、入り方がどうのとか、そんなものは参考程度にして、自分の気持ちいい感覚にただ酔いしれるだけでいいんです。人によってはサウナに入ったとて仕事効率は上がらないし、痩せもしないです。そんなものは気にせず、無心でサウナを楽しみましょう!
Q. 流行りものに乗るのが恥ずかしいからサウナには行ってないです。どうせこのブームもいずれ終わるでしょ?
A. これに関してははっきり言えます。現在の日本のサウナは、もうブームとかではなく1つのカルチャーにまで昇華しています。今、日本人のみんなが家でお風呂に入ってますが、今更お風呂ブームといわれてないのと一緒です。ただ、流行に乗ってとりあえずサウナ導入しとけばいいでしょ、という適当な施設は淘汰されて、本物だけ(もしくは尖り切ったサウナ)が残っていきます。サウナをする人の民度も上がり、むしろこれからが落ち着いて楽しめるサウナ新時代の始まりですよ!
■僕も昔は反サウナ派でしたが……
僕も昔は反サウナの人間だったので、当時始まり出したブームを冷ややかな目で見ていた。一方で、ブームによってサウナの存在(というかちゃんとした入り方)を知ったおかげで、今では充実したサウナライフを楽しんでいる。
しかし、ブームの弊害は確かにあり、サウナ室が混みまくっていたり、マナーの悪い人が増えたのは正直いい気分はしなかった。そんな中で出会ったのが、テントサウナを活用してのプライベートな川サウナだ。サウナ施設での悩みをほぼ解決してくれて、さらには川の水風呂や、自然の中での外気浴の気持ちよさにはただただ感動したものだ。
ただし、これも実際にやってみないとわからない感動で、そこに至るまでのハードルが高いのも事実。現在は川沿いのキャンプ場や貸別荘にテントサウナやバレルサウナ(樽型のサウナ)を設置してるところがあるので、まずはそういうところで体感してみるといいだろう。