砂糖とアガーをしっかり混ぜ合わせてダマを防止

 ボウルに砂糖とアガーを入れてよく混ぜ合わせる。アガーは、あらかじめ砂糖などの糖分とよく混ぜてから、液体に加えて加熱するとダマになりにくい。

 メスティンに水を入れて、混ぜ合わせた砂糖とアガーを少しづつ加えて、その都度よく混ぜ合わせる。

焦がさないように混ぜながら火にかける

 メスティンを中火にかけて、かき混ぜながら加熱し、沸騰したら弱火にして2分煮る。沸騰後にしっかりと加熱することが、きれいに固めるポイント。火を止めたらレモン汁を加えて混ぜ合わせる。     

かき混ぜると粗熱を取りやすい

 ゼリー液をボウルに移して粗熱を取る。メスティンは洗う。

 ゼリー液の粗熱を取っている間にキウイフルーツを3枚ずつ5mmの輪切りにし、残りは1cm角の角切りにする。カットしたキウイフルーツをキッチンペーパーで包み、余計な水分を取る。

 輪切りと角切りにすることで、見た目の美しさはもちろん、食べた時の食感の違いも楽しめる。

輪切りにしたキウイフルーツを交互に並べると彩りが良くきれいに仕上がる

 メスティンの底面に、輪切りにした緑と黄色のキウイフルーツを交互に並べ、その上に角切りにしたキウイフルーツを乗せる。輪切りのキウイフルーツは、きれいなカット面を下にすると盛り付けた時に見栄えが良い。

表面にできた気泡は固まる前にスプーンで取り除く

 粗熱を取ったゼリー液を全体に流し入れる。常温でもすぐに固まる配合にしていて、ゼリー液が固まりやすいので、一気に流し入れるのがポイント。常温で約30分おき、固まったらできあがり!

 保冷剤や氷の上に置いてクーラーボックスに入れておくとより早く固まる。メスティンから取り出す場合は、縁に竹串を沿わせて、空気を入れるようにすると取り出しやすい。

シャンパンやワインと合わせれば大人のゼリーに

 アガーで作ると透明度が高く仕上がるので、キウイフルーツが浮かんでいるように見えて、涼し気な雰囲気を演出できます。そのまま食べるのはもちろん、小さくカットしてワインやスパークリングワインに浮かべたり、お好みのドリンクに入れるのもおすすめです。

 今回はシンプルにキウイフルーツのみのゼリーにしましたが、グレープフルーツやぶどうなど、お好みのフルーツを加えても美味しいです。缶詰のミックスフルーツを使うとカラフルで可愛く仕上がりますが、甘みが強いため、砂糖の分量は控えめにしてください。自分好みのフルーツで色々試してみましょう!

 次回は、パックごはんで作る「牛肉とアスパラのガーリックライス」をご紹介します。

 お楽しみに!