■天狗山荘周辺で出会える高山植物

青紫色の花が鮮やかなウルップソウ。例年は6月下旬〜7月上旬に見ごろを迎える

 白馬三山を含むこのエリアの山稜は、「花の宝庫」として知られており、猿倉から天狗山荘へ登る道中でもたくさんの高山植物が目を楽しませてくれる。そして、白馬エリアを代表する花といえば、ガレ場に自生する希少種のウルップソウ。実はこの珍しい花も、天狗山荘の周辺では手軽に見ることができる。特に小屋の目の前にある天狗池の周辺には、さまざまな高山植物が咲いている。

ラッパのような淡紫色の花をつけるオオバギボウシ
あちこちで群生が見られる明るいオレンジのコオニユリ
紫がったピンクの花がかわいらしいハクサンフウロ
ビビットな花のカラーが山で存在感を放つウツボグサ
たくさんの花をつけ尻尾のように見えるヤマルリトラノオ
チングルマは高山植物の代表格。花の後はふわふわの綿毛ができて風車のような形に

 また、砂礫地に力強く咲く「高山植物の女王」コマクサも、天狗山荘の近くのあちこちで目にすることができる。初夏に可憐な白い花をつけるチングルマは、夏を過ぎると愛らしい綿毛のような姿へと変化し、訪れる季節ごとに異なる表情を見せてくれる花々との出会えるのが楽しい。

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