■世界遺産「相倉合掌造り集落」へ

展望スポットの一段下から眺める「相倉合掌造り集落」

 たいらスキー場から5kmほどの距離にあるのが「相倉(あいのくら)合掌造り集落」です。ここは世界文化遺産、国指定遺跡、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。約100~350年前の合掌造りの家屋が残る、五箇山の歴史的風景が保存された場所です。棚田と相まって、どこか懐かしく美しい日本の原風景が広がっています。

 「合掌造り」と呼ばれる茅葺の家屋は、国内ではこの近隣でしか見られない大変貴重な民家の形式で、20棟の合掌造り家屋が現存しています。合掌造りの原型である原始合掌、大小様々な合掌造り家屋や茅葺きの寺など、見どころもたくさん。集落内では人々が生活を営んでおり、昔ながらの生活が今も息づいています。

駐車場からすぐの眺め。宿以外にも食事どころやお土産屋があるので、日帰りで散策しても楽しめます

 集落全体が冬の雪に覆われた、静かな銀世界はとても神秘的です。全景を眺めることができる展望スポットまでは雪道となっていますので、滑りにくい靴底のスノーシューズなどを準備しておくといいでしょう。

降りしきる雪のなか訪れた「くろば温泉」。冷えた体をじっくりと温めることができました

 帰り道は、小原ダムによってダム湖となった庄川のほとりに建つ「くろば温泉」へ。

 笑顔で迎えてくれた受付の方が、当日のリフト券を持参すると入浴料金がなんと半額になると教えてくれました(「五箇山荘」と「ゆ〜楽」も同様)。お得すぎでしょう!

 露天風呂からは湖畔を白く覆う雪景色を眺めながら、ゆったりと湯に浸かるひととき。しっかりと温まったら大広間でのんびりと休憩できます。スキーと温泉、そして日本の原風景を堪能した一日でした。