●据え置き型消臭剤(消臭ビーズ)
100円ショップで購入したビーズタイプの置き型消臭剤も設置した。芳香剤でごまかさない炭を用いた無香タイプで、場所を選ばずに使え、使用効果の目安は2〜3か月とある。「イヤなニオイを強力消臭!」というキャッチコピーに期待ができそうだ。
消臭ビーズ 炭
価格/110円(税込)
内容量/200g
サイズ/6×8.5×11.5cm
商品サイト:https://ec.cando-web.co.jp/item/4956810239481
●ゴミの匂い封じ(消臭袋)
さて、ここからは実際の車中泊で試してみたことだ。車内で食事をすると、そのたびに包装類や食べカスなどのゴミが発生する。今までは普通のポリ袋に入れるだけだったが、ゴミのニオイが漏れ出てくる可能性が大いにあるので、同じく100円ショップで購入した消臭効果のある袋で密封してみた。
ちなみに今回は、車内で調理はせず、すぐ食べられるお惣菜などで食事を済ませた。
中身が見えない消臭袋(黒)30P
価格/110円(税込)
カラー/ブラック
サイズ/約20×30cm(厚さ:0.02mm)
商品サイト:https://ec.cando-web.co.jp/item/4562176798472/
●とにかく換気する
今回は頻繁に空気の入れ替えをした。運転中は窓を全開にし、車中泊スポットに到着後は換気扇代わりの扇風機を窓の外に向け、寝る直前まで回し続けた。
■すべて試して車中泊した結果は? クサ…くない! 実験成功!?
すべて試した結果、これまで車中泊時に感じていた臭さが、今回はまったくと言っていいほど気にならなかった。
要因の一つとされる湿度を測定してみたところ、開始時は55%で朝6時には81%という見たこともない驚愕の数値を記録した。調べたところ、空気中の水蒸気が多いとニオイ分子が結合して溜まりやすくなるそうだが、今回はそれでも臭わなかったので、湿度が直接原因ではなかったようである。
今回は一挙に試したので、原因をはっきり特定することはできなかったが、少なくともどれかに効果があったということだ。直感として、ニオイの元はどうも食べ物関係が一番怪しく、二重の意味でクサいと思っている。
ただし、今回は車内で調理をしていないのであり、鍋や焼き肉などしようものなら、このような良い結果にならなかったことは想像できる。
車中泊でニオイが気になるのは、筆者だけではないだろう。快適性を実現するために、今回紹介した原因のうち、思い当たるものについて解決法を試してみてはいかがだろうか。
※この記事の情報は2025年9月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPでご確認ください。