登山を楽しく、そして安全に行うために、初めての方でも安心!  YAMAPアプリの使い方をレクチャーする「はじめてサポーター」サービスがスタート!

 山の魅力を安全に楽しむために欠かせなくなったスマートフォンの登山アプリ。しかし、「アプリの使い方がよくわからない」という理由で、活用できていない方も少なくありません。そんな悩みを解決するサービスが登場しました。

山の中でスマートフォンを使い地図を確認する登山者

■対面レクチャーで不安解消!  山麓の店舗がYAMAPアプリをサポート

  YAMAPが新たに始めたのは「はじめてサポーター」。これは、YAMAPアプリの操作に不慣れな方向けに、山麓のショップ店員が対面でアプリの使い方をレクチャーするサービスです。

 今回、地域・店舗限定のベータ版として、世界一登山者が多い山「高尾山」の麓である高尾エリアで試験的にスタートしました。

【試験導入店舗】
Mt. TAKAO BASE CAMP
STRIDE LAB 高尾

京王アートマン 聖蹟桜ヶ丘店

■登山アプリは安全登山の必須アイテムに

 近年、登山アプリは安全な山行に欠かせないツールとなっています。実際、警察庁が発表した資料でも「アプリと紙の地図を併用することで、より正確な位置を把握でき、道迷いの防止になる」と明記されており、その重要性が公的にも認められています。

 スマートフォンの登山アプリを使えば、GPS機能で現在地を正確に把握できるほか、ルート情報や天候の変化なども確認できます。これで安心安全登山はもとより、遭難リスクを大幅に減らすことが可能になるのです。

協力店舗入口に貼られたサポーターのステッカー

■シニア層にも広がる登山の楽しみ

 「はじめてサポーター」サービスが特に注目されるのは、スマートフォン操作に苦手意識を持つ年齢層の高い方々にとって大きな助けになる点です。

 登山人口の中でもシニア層は増加傾向にありますが、デジタル機器の操作に不安を感じる方も少なくありません。YAMAPはこのサービスを通じて、そうした方々にも安全登山を楽しんでいただくための環境づくりを進めています。

YAMAPの使い方をサポートするのはショップスタッフたち(イメージ)

■山のインフラとしてのサポート体制

 YAMAPの「はじめてサポーター」は、単なるアプリの使い方説明にとどまりません。これは山を楽しむすべての人々に向けた安全登山の取り組みの一環といえるでしょう。

 協力店舗の入口には「YAMAP はじめてサポーター います」というステッカーが貼られ、気軽に相談できる雰囲気づくりがなされています。初めてYAMAPアプリを使う方でも、スタッフが丁寧にサポートしてくれるので安心です。

 登山を始めたばかりの方やアプリの操作に自信がない方は、ぜひこのサービスを活用してみてはいかがでしょうか。

詳細は「YAMAP」公式サイト」まで