■下山は別ルートで温泉へ!

下山は別ルートでゆっくり2時間弱の行程。下山中も休憩を入れながら植田氏からポールの使い方やマナーとしてすれ違う登山客は登り優先といったレクチャーがあった。はじめはぎこちなく使用する参加者も見受けられたが、歩き進むにつれて、ポールの使い方にも慣れてきたようだ。

時刻はお昼過ぎ。登山客も増えてきていた。ほかの登山客とすれ違う場面で挨拶をしたり、立ち止まって景色をスマートフォンで撮影する参加者が目立った。国内だけでなく、海外からの登山客とも数組とすれ違った。
緑に映える黄色い花が儚さを演出。初対面でありながら、参加者同士で花の名前を共有し合う場面もあった。


また、登山後の温泉も楽しみのひとつ。ニセコエリアはほかにもニセコアンヌプリ温泉やひらふ温泉、ニセコ昆布温泉、ニセコ湯本温泉といった温泉地が複数あり、「ニセコ温泉郷」としても知られている。

■参加者の声
参加者からは「引っ越してきたばかりで何かに挑戦してみたいと思い、まずは開校式に参加してみました。開校式を経て、実際にフィールドのツアーにも参加してみたいと思い、参加してみて、とても良かった(30代夫妻)。まだ初心者なので、自分のスキルと登る山とのレベルがマッチしているのかどうかが不安なので、みなさんと参加できて安心でした。10月の樽前山のツアーにも参加してみたいです。(40代女性)」といった声が寄せられた。
次回のフィールドツアーは9月と10月に予定している。9月は塩谷丸山、10月は樽前山でいずれも初心者でも登りやすい山で、札幌駅北口を発着のバスツアーとなっている。