田舎には大自然に囲まれた豊かな暮らしがあるけれど、田舎ならではの人付き合いが大変ではないか。田舎暮らしに、そんな漠然としたイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか。
結論から言えば、まさにその通りです。
今回は地方移住を検討している方々が把握しておくべき、田舎暮らしの現実についてお話ししてみましょう。
■地域のためにやらなければならないこと

自然との距離が近い田舎暮らしは、感動的な景色に出会える機会がたくさんあります。僕も和歌山県・龍神村に移住してから、このフィールドがもっと好きになりました。この土地ならではの自然に寄り添う暮らしを送ることで、より豊かな人生が送れています。

反面、住環境が自然と近く、都心部のような完璧なインフラから離れているため、田舎では1人きりで生きていくことはできません。だからこそ、集落で協力する。我が家の暮らしのことだけを考えれば済む都会暮らしに比べて、地域のためにやらなければならないことがたくさんあります。
近所付き合いは大事です。大雪の時は幹線道路までの雪かき、夏は獣害防止のために集落の畑まわりの草刈り。豊かな自然に囲まれた暮らしだからこそ、集落で協力してやるべきことは山積みです。
■みんなで協力して暮らしを維持する価値観

個人的な暮らしについて考えてみると、欲しいものがすぐには買えません、医療機関が遠いなどの不便もあります。村内にも個人商店や診療所はあります。最近は、道の駅のような産直コーナーがあるコンビニもできました。個人商店やガソリンスタンドは、遠隔地なので都市部より多少値段が高くなりますが、存続してもらうためにはみんなで買い支えしないといけません。

村の暮らしを維持するために、住民にはそれぞれの役割があります。“みんなで協力して暮らしを維持する価値観”が田舎暮らしには必要だと思っています。