ウィンターシーズン真っ只中で、休みとあらばスキーやスノーボードを楽しんでいる人も多いはず。今回は、そんなスキーヤー&スノーボーダーにぜひ訪れてほしいスキー場の一つ「野沢温泉スキー場」を紹介する。

 1998年の長野オリンピックをきっかけに全世界にも有名となった長野県にあるスキー場で、開業から100年以上の歴史をもつ老舗中の老舗。どのスキー場紹介サイトでも上位にランクインし、今日では外国人人気も高まっている。

■最長滑走距離全国1位! 10kmのロングランが楽しめる多彩なコースバリエーション

きれいな景色を見ながら滑走ができる「野沢温泉スキー場」のコース
いろいろな景色を楽しめる、最長距離コースのうちの一つ「林間コース」

 野沢温泉スキー場は、頂上1,650mより滑りはじめ、最も長いコースでは10kmもの滑走が可能だ。ゴンドラ乗車中もいろいろな景色が見られたり、木々の霧氷やカモシカを探したりと退屈しない。また、標高差1,085mを上から下まで一気に下ってくるため、違った雪質を楽しむこともできるのだ。

 ただ、平坦な箇所も多少あるため、小さい子どもや、スノーボーダーは歩いたりする場面があるかもしれない。また林間コースはコース幅が狭く、混んでいるときや緩斜面では人の流れがゆっくりになるので、周りとの接触やスピードの出し過ぎには注意が必要だ。

 10kmを滑走した感想としては、圧巻の一言! いろいろな景色を楽しむことができ、滑っていてもまったく飽きず、疲れを感じさせない。

■大満足の全43コース! 動く歩道やキッズパークで子連れでも安心の充実の設備

キッズパークにある野沢温泉スキー場のマスコットキャラクター「ナスキー」

 コース数は全43。構成としては、初級40%、中級30%、上級30%となっており、スキーを履いていない子どもが楽しめるキッズパークも整備されている。

 斜度が緩やかでコース幅の広い「パラダイスゲレンデ」は、初心者や小さい子どもにおすすめ。上級者向けには「牛首コース」や「チャレンジ39°のカベ」といった、新雪エリア(非圧雪)があり、スリルと最高の雪質が楽しめる。

 また、スキー場やキッズパークを利用する際に使える「遊ロード(無料)」と呼ばれる温泉街から続く動く歩道があり、移動もラクラク。日帰り駐車場方面からはソリ付きスノーモービル「送迎ナスキー号(無料)」も利用できる。

 いろいろな工夫がなされており、子ども連れにも優しい誰が訪れても満足できるスキー場なのだ。